「品格経営」商売繁盛ニュース vol.6-1 - 会計・経理全般 - 専門家プロファイル

牛田 雅志
ブレインリンク・コンサルティング株式会社 
税理士

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対象:会計・経理

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「品格経営」商売繁盛ニュース vol.6-1

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商売繁盛ニュース
「品格経営」のヒント
世界中に喜びの種をまくために、「経営者の人格を高め、正しい経営を実践し、その事業を永続的に存続させる」品格経営と黒字経営を推進します。
品格経営のゴールは果てしなく遠いですが、「継続は力なり」を信じて、「ワンミリアクション」で歩みます。

時として品格を口にするものは、自分の慢心に気づかぬ者です

品格経営者として、とても尊敬しているお客様からいただいた言葉です。
肝に銘じるため、目の前の壁にこの言葉を貼り付けていますが、時々感情に流されて慢心してしまうことがあります。

いやいや、牛田さん!時々慢心どころじゃないでしょう。
「人格を高め、正しい経営をしましょう!」なんて格好つけて言ってるけど、「牛田さんみたいな人がどの面下げて・・・」と昔からのお客様から失笑されています。誠にごもっともだと思っており、反論の余地もありません。
今回は、私の不品格エピソードのほんの一部をご紹介いたします。「人の振り見て我が振り直せ」のスタンスでお読みいただければ幸いです。

お歳暮が着いたかどうかくらい連絡してきなさい

お客様からお中元やお歳暮をいただくのは当然のことだとずっと思っていました。先生なのだからもらって当たり前という感覚です。ある時、お客様から電話がありました。

「牛田さん、お歳暮着いたかしら。」
「え、え、着いてますよ。ありがとうございました。」
「牛田さん、あなたねぇ、着いてますじゃないわよ。ちゃんと着いていたらきちんと連絡くらいするものよ。決してお礼が欲しくて言っているのではなくて、着いていなければ心配するでしょ。」
「す、す、スミマセン。大変申し訳ありません。今まで気づきませんでした。」
「わかればいいのよ。」

 全く非常識なことですが、私は、それまでお礼の連絡もお礼状も書いたことがありませんでした。(言い訳ですが、私の修行していた会計事務所で、お客様へお礼の連絡をしていたところはありませんでした。)慢心以外の何物でもありません。この日以降、当たり前のことですが、忘れずにお礼を申し上げる習慣ができました。ご指摘いただいたお客様には大変感謝しています。この大恩人であるお客様は、まだ私を見捨てずに今もお取引していただいています。

昼から真っ赤な顔してお前は何様じゃ

月末のある日、決算申告が終了し申告書もすべて税務署に提出しました。
「やった〜。もう今日は終わりだ!」とスタッフを誘って昼食に出かけました。気分は上々、イタリアンの店ということもありワインを頼みます。スタッフは、
「良いのですか?まだ、お昼ですよ。」
「良いに決まってるやろ。もう仕事終わりやねんから。大丈夫大丈夫。」
いい気分で食事が終了し事務所へ戻ります。
留守番電話を再生していたスタッフが血相変えて私に言いました。
「牛田さん、A社の社長から約束の時間が過ぎているけどどうなっていますかとの伝言が入っています」
「えっ、あっ、うぇっ、忘れてた〜!!!」
私は、急いでA社に向かいます。でも、酔いは全くさめません。自分でも酒臭いのがわかります。会社に到着するなり、私は社長に向かって、
「誠にスミマセン。社長との約束を忘れていました。本当に申し訳ありません。」
社長は、
「昼から真っ赤な顔してお前は何様じゃ!」と激怒しています。当たり前です。さらに続けて言われました。
「時に約束を忘れて遅れることもあるだろう。でも、すぐに『遅れます』との一報を先に入れるのが常識だろう。こっちは、君が来ないことをずっと心配していたのだから。」
 平身低頭で仕事を済ませて事務所に帰りました。この日以降、当たり前ですが、仕事時間中にお酒をいただくことは遠慮させていただいています。また、約束の時間に遅れるときは10分でも必ずお客様に連絡を入れる習慣ができました。叱っていただいたお客様には大変感謝しています。なんと、このお客様もこんな私を見捨てずに今もお取引をしていただいています。

 これに似た非常識な失敗談は山ほどあって、恥ずかしくて穴があったら入りたい気分です。たくさんのお客様に怒られ叱られて、今までなんとかやって来れたというのが本当のところです。

こんな品格のない私だからこそ、「品格経営」を目指します。

 今までどおり、非常識な行動を取ったときは遠慮なくお叱り下さい。学ぶことは得意なので、見捨てずに今後共お付き合いください。