転職マメ知識5−退職してから転職活動すると不利? - キャリアプラン全般 - 専門家プロファイル

藤崎 葉子
株式会社サクセスボード キャリアカウンセラー
キャリアカウンセラー

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閲覧数順 2024年05月10日更新

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転職マメ知識5−退職してから転職活動すると不利?

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転職支援 転職マメ知識
転職のご相談にのっていると、

「現職が非常に忙しいので、
いったん退職して少しお休みを取ってから
転職活動したいのですが大丈夫でしょうか?」

という質問をよく受けます。

答えはNOです。理由は3つあります。

1.「計画性がない人?」


志望企業の人事担当者に「計画性がない人」と
判断される可能性があります。

仕事の調整をつけ転職活動をする時間を確保し、
計画性をもって動ける人と思っていただくためには
ブランクがないほうが有利です。

何かの計画(資格を取る、家庭の事情等)が
あっての場合はそれを説明できるとよいですね!

2.「円満退社ではなかったのではないか?」


多くの人事担当者は「円満退社ではなかったのではないか?」
という懸念を持ってしまうでしょう。

実際に、何かトラブルを起こして退職される方も
世の中には少なくありません。

企業側から考えると中途採用は非常にリスクがあり
注意が必要なポイントなのです。

3.競争に勝つために


中途採用はほとんどの求人がピンポイントで
1名という場合が多く、非常に競争倍率が高いため、
少しでも懸念が発生すると不合格の要因となってしまいます。

いかに理由があったとしても、理不尽なことに
同じくらいのキャリアが何人も選考に参加した場合、
どうしても現職中の方のほうが有利になります。

以上のことから、よほどの理由がない限り、
一度退職してからの転職活動はオススメできません。

次の会社への出社までの間にお休みを取りたい場合は
有給を最後に消化するなどして対応するとよいでしょう。

もちろん、体調が本当に辛い方は無理しないでくださいね。

単に忙しいから、長期休みを取りたいから、
という安易な発想でふっと辞めてしまう方も
いらっしゃるので、それもお気持ちはわかるのですが、
それなりにリスクを背負うことも忘れずに・・