目的地に向かう途中に水素ステーションを見つけちょっと一息です。
カセットボンベガスでなじみのイワタニです。
元々トヨタカローラのショールームであった場所にイワタニとトヨタが
ショールームとスタンドを兼ねて作ったと説明を受けました。
燃料電池車の「ミライ」も試乗できるそうです。
水素を燃料電池で電気に変えてモーターで走行する車ですね。
東京タワーの近くで地代も安くはないでしょうから、
ステーションの採算が気になり色々聞いてみました。
「採算合うのですか?一日何台くらい給油にこられます?」
「私どもは給油ではなく充填と呼んでいます(笑)、一日の利用は1台?程度。」
「ここで水素を製造しているのではなく工場から水素を運んできている
オフサイト方式のシステムである。」
「主に官公庁向けの需要を期待している。」
「電気を作るのに火力発電所は燃料を燃やした熱で水を沸騰させてその蒸気で
タービンを回して発電する4工程の仕組み。
燃料電池は水素燃料から発電できるので効率が良い」
「水素は工場などから精製過程で出る副生水素を利用するため資源豊富です。」
簡単な説明を聞きました。
インフラが出来ていかないと何事も始まらないのですから。
ファサードのルーバーも水素のHマークなんですね……
このコラムの執筆専門家
- 中村勝己
- (広島県 / 建築家)
- 中村勝己建築設計事務所
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