平成27年から贈与税が改正されています。
父母や祖父母などの直系尊属から20歳以上の子供や孫などの直系卑属の贈与とそれ以外では贈与税の税率が異なります。
どちらか片方だけなら特に難しくないですが、両方から贈与を受けていた場合は計算が複雑になります。
さらに、父母や祖父母などの直系尊属から20歳以上の子供や孫などの直系卑属の贈与で、410万円超の贈与の場合は、贈与者と受贈者の関係を示す戸籍謄本等が添付書類に必要となります。
改正初年度の贈与税の申告なので、計算誤りや添付書類漏れが多いような気がします。
相続税も平成27年から改正になって話題になっていますが、贈与税の改正は忘れがちです。
申告前にもう一度計算方法を確認しましょう。
このコラムの執筆専門家
- 大黒たかのり
- (東京都 / 税理士)
- 大手町会計事務所 代表税理士
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