相手が自分に心を開かないのは、相手のせいではありません - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月16日更新

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相手が自分に心を開かないのは、相手のせいではありません

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皆様は人から何かを言われた時、ご自分を素直な性格だと思われますか?

それとも意固地になってしまう事の方が多いですか?

 

きっと「それは、言われる人に依るよなぁ~」というのがお答えの方も多いのではないでしょうか?

(^^✿

 

良く人は相手に対して「素直になれ!」と他者が自分に心を開く事をついつい要求してしまうものですが、相手が自分に対して素直になれないのは、実は相手のせいではないのです。

それは単にその人が「相手の心を開かせる器 (人徳) がない」という事に過ぎません。

(^^;

 

分かり易い例としてですが…。

皆様は、言葉では同じ事を言われても「Aさんの言う事なら素直に聞けるけれど、Bさんから言われると不快な感じがして腹が立つ」という事をご経験された事はないですか?

 

この現象が何から来ているのかと言うと、

 

それは、

相手が「本当に損得抜きで、慈悲から自分の為に言ってくれている」のか、

それとも、"相手の為" と称して「自分の優位性を正当化する為に、相手を自分に従わせようとしたり貶めようとしているお為ごかし」なのかを、

人間は魂ではちゃんと見極めているものだからです。

《 ゚Д゚》!

 

心を持った動物である人間は、「慈愛・慈悲」というものに対してとても敏感なものです。

ですので私達は、自分の器が相手以上に大きくなければ、相手に対して説得力を持つ事はできないという事なのです。

《 ゚Д゚》!!

 

ちなみにこれは、所謂霊能者の様な透視能力者と言われる方達にも同じ事が言えます。

大体その様な方達が陥る落とし穴は、ご自分のそういう能力に酔いしれてしまい(※才能と人格は別のものという視野が無い為)、その方のレベルでしか人を測れていないという事実に気付けなくなって、人を上から目線でしか見れなくなってしまう事です。

(・。・;

 

私利私欲が強い方がその様な能力を持っていたり、その様なものをご自身で開発した場合は、その方に見合った低級霊がそういう能力を授けるからですね。

 

私は昔から、何故かその様な方達の方から寄って来られたり絡まれたりする事が大変多いのですが、私の経験上、その様な方達はご自分の私情が入る分、物事を理解するのにかなり歪みが入るので、"今" を視る正しい判断力に欠けている場合が殆どです。

 

透視と言っても大体は "過去の想念" を拾って視ていたりする事も多く、それに付け加えてご自分の人生経験の幅の狭さからの理解力しかお持ちでない方が大半なので、あくまでも「その方が視た想念」であり、それが正しいかどうかは又別なのですね。

《 ゚Д゚》!!

 

透視能力と言ったって所詮生身の人間が視るものですから、どなた様も自分の器までしか理解できないというのは私達が日常で持つ人間関係と何ら変わらず同じである訳なのですから("類は友を呼ぶ" という事もありますので、そういう霊能者の方を取り巻く方達も同レベルである事が大半です)、

 

もしその様な方達に悩まれておられる方がいらしたら、ビビる必要など全くないのだという事を私はお伝え致します。(経験者は語る♫)

(^^✿

自分以上に自分の事を真に理解できる者、そして大事にできる人間などこの世にはおりませんし、どなた様に取っても「自分の支配者は自分」であり、又いつでも人は成長変化しているものなのですから♫

 

(※その様に低級霊に憑かれてしまった透視能力者の方達というのは、復讐心から人間を貶める事や、自分を神様の様に崇めて欲しいという性格を持ちますので、その方の表現される事にはご自分の優位性ばかりを強調されて他者への愛が感じられませんのでバロメータにされると良いと思います)

☆_(_☆_)_☆

 

 

では人間の器を大きくするものは一体何なのでしょう?

それは「人生の経験値」というものからしか得られません。

 

例えば…

この世の男女の常として(!? 笑)、多くの方達が経験したり興味のあるものに「不倫」というものがございますね?(笑)

 

もし自分が「妻」や「夫」という立場しか知らなかったら、「自分が伴侶である!」というプライドから来る怒りや憎しみ・悲しみが湧き、

不倫相手や伴侶に対して「絶対に許せない!!」という様な気持ちしか持てないものなのだと思いますし、それはそういう立場に立たされた者としては、人間として当たり前の感情でもあります。

( ・・) ~~~

 

でももし、自分が妻(夫)という立場でありながら、夫(妻)以外の人に恋をしてしまったら?

そして、その相手に伴侶がいたとしたら???

 

これは一つの例ですが、この様な経験は、「自分が同じ経験をしてみないと、分からないものがある」という事を気付かせてくれます。

人間というのは実際に誰かにこの様な恋をするという苦しい経験が無い人は、そういう恋をする人の気持ちや葛藤というものを深く理解する事はできませんからね~。

(…と言っても、別に私は不倫を推奨している訳ではありませんよ~。(笑) でも恋愛というのは頭でするものではないので、理屈だけで云々言えるものではない場合もあるという事です)

( ・・) ~ ☆彡

 

 

男女関係に限らず、私達はその様なものを始めとして人生で色々な事を沢山経験して、初めて「同じ立場の者を理解できる」「人間の不可思議さや弱さ、或いは苦しみや悲しみに付いて理解が深まる」という事が可能になるのですね。

ですのでもし自分が伴侶に浮気をされた立場として腹が立っていたとしても、経験値の分だけ色々な角度から自分や伴侶、そして不倫相手の気持ちというものを客観的に理解できる様になった分だけ、器が大きくなれるのです。

 

★ 知らないから許せない

★ 知っているから許せない

★ 知らないから許せる

★ 知っているから許せる

 

これはケース バイ ケースでそれぞれの答えは変わって来るものなのですが、その根底に「因果の法則」という宇宙の真理を理解しているかどうかで、判断は変化して来るものだと思います。

つまり自分の「視野の広さ」や「器の大きさ」により、視野も判断も又絶えず変化するという事でもあります。

 

人間は視野が広くなると人を理解するという行為に深みが加わりますので、同じものを見ても人により全く違うものが観えるという事が良くあるのです。

 

これは先ほどお話しした透視能力者の様な方達にも同じ事が言えますので、特殊な能力を持っているからと言って特別視する必要など全く無いのです。結局はその方の人格やお人柄が大事という事ですね。

(ちなみにお釈迦様という方は透視能力に大変優れた方だったのですが、その様な特殊な能力を誇示して人を驚かせたり説得してコントロールしようとする行為を「大変品の無い行為である」と厳しく戒められた方でもあります♫)

(^^✿

 

人というのは「自分の立場を本当に理解してくれる人」に対してしか、心を開かないものなのです。

そしてその "人間の器" というものには「前世からの経験値」というものも含まれますので、ただ現世の肉体の年齢を重ねただけでは計り知れないものも又「人の器」には在るという事なのですね。

(自分より若くても、人間の器が大きい人というのもいる訳です)

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡

 

自分の実感としての経験値が無いのに、頭や知識だけで「分かった顔をして人を諭す」行為

自分の利益(物質・精神面含む)への思惑が絡み、自分の為に相手に「あなたの為と諭す」行為

 

この二つはどの人間に取っても違和感と不快感を覚えてしまう行為になるので、この様な人間が他者の心を開かせたり説得力を持つという事は非常に困難であるという事がお分かり頂けましたでしょうか?

(^^✿

 

 

 

 

 

二人とも、素直になってこっちを向いてケロ~~~!? (笑)

(^^;

 

 

 

もし相手が自分に胸襟を開かないと思える時、「自分の立場と器」というものと「相手の立場と器」というものに同時に目を向ける知性は大事だなぁと私は思います。

 

そして、それ等を分かった上で「慈悲から人を諭し、相手に説得力を持てる方」というのは、よほどの器を持たれた方でないとできない事とも言えるでしょう。

世間ではこれを「蛇(じゃ)の道は蛇(へび)」とも申しますが…。(笑)

☆_(_☆_)_☆

 

 

ちなみに、年下の者が自分より器が大きい(魂の年齢が高い)場合に、年上の者が「自分の方が立場が上!」と、相手の言う事が正しくても素直にならないというケースも(親子関係含め)良くありますし、

逆に諭される立場の者の器が小さい(魂の年齢が幼い)場合は、「今は理解できる段階にない」という状態から素直にならないというケースもありますが(これは相手が理解できる段階になるまで "待つ" という事が慈悲になります)、

 

いずれにしても、相手が自分に素直にならないという事に出くわした時に大切なのは、

「相手の心を開かせる器が、まだ今の自分には無い」という事だと "素直" に思える事でしょうか。(笑)

 

 

そう思える方は、相手に対して腹を立てたり見下したりしないで良い分、自分が平安で幸せなのだと私は思います♫

(*^^*) ~ ♡ ♡ ♡

 

 

 

 

あっ!君達。

やっと心を開いてくれたのねぇ~~~♫ (笑)

(^^ ♡ ~ ♫♫♫

 

 

 

 

 

 

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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

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長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年