- 星 和美
- グレータープレゼンス 代表
- パーソナルコーチ
対象:コーチング
人はどんな時に素敵に見えるのか?
そんなワークに参加したことがあります。
インプロ(即興)やゲームをしながら、その人から垣間見えた魅力を伝えます。
すると、かっこいい振る舞いや、かわいくしようとする態度よりも、
何気なく出てきたしぐさや、不意に出る表情の方がインパクトが強かったのです。
これ、自分ではなかなかわかりづらいんですが…
愛らしさ、たくましさ、誠実さ、といった一見ポジティブなものだけではなく、
雷のような激しさ、へびのような抜け目なさ、なんていうのもあったんです。
先日、ある方のお葬式に参列した時のこと。
亡くなった方は生前、愛想のいい人でも、フレンドリーな人でもありませんでした。
独特の冷ややかさと、杓子定規なくらいの律儀さを持った人。
お葬式にも、そんな雰囲気が漂っていました。
でも、参列した多くの方は、その方の魅力をちゃんと理解しているようでもありました。
愛想よくしなくても、いい人になろうとしなくてもいいよ。自分の魅力を使うことに気を使いな。
そんなメッセージを感じて帰って来ました。