「幸せになりたい!」
人は皆、そう思って生きていますよね?
(^^♪
でもこの「幸せ」って何だろう?とお考えになった事はありますか?
( ・・) ~ ☆彡
「自分が幸せかどうか?」というのは、"自分が感じるもの" であって、その基準や価値観は非常に個人的な感覚であるはずなのですが、
大概人様というのは、自分の経験からしか計れない視野の狭い憶測=妄想で、他人の事を表面的にしか見ないという癖を持っています。
(^^;
ですので、「あの人は恵まれている」「恵まれていない」とか、「幸せ」「不幸せ」だとか、その人の事を良く知りもしないのに、
実に勝手に、そして実にお節介に(笑)、自分の価値観というフィルターを通す妄想で相手の事を計る様な、とても浅はかな所が私達にはあるのです。
(^^;;
その様に、人の事にカマけて熱心に "批評家" になる方というのは、これ又大概ご自分の事はお留守になっているものですが、
人間て他人を批評する事には長けていても、何故か自分の事になると他人を見る様には目が行かないという、実に都合の良い生き物の様で、本当に困ったものでございます。(笑)
(-_-;)
「幸せ感」というものは各自の中から生まれるものでありますから、人から判断されるものではありません。
人が他人を見て、その人でもないのに「あの人は幸せそうだ or 不幸そうだ」と決め付ける根拠は、一体何から生まれて来るのでしょう???
そして人間が拘る「幸せ」とは何ぞや???
…というのが、今回のテーマなのでございます♫
☆_(_☆_)_☆
私が思うに、この世の「幸せ」というものは "長続きしないシャボン玉の様なもの" と思います。
何故ならこの世は、絶えず変化して行くものだからです。
( ・・) ~~~
一度得た幸福感を持続したいと人は頑張るのですが、それはこの世では無理なお話しなのです。
幸せを感じた時というのも、もうその瞬間から流れ始めて変化が始まり、状況も又変化を始めて行く訳ですからね~。
《 ゚Д゚》!
同じ状況をキープするという事は、本当は有り得ないのです。
一見同じ様に見えていても、昨日と今日は違う様に、"未来永劫、絶えず変わらず同じもの" というのは、実はこの世には一つとして無いのです。
《 ゚Д゚》!!
ですので、私は「幸せ」というのは "時々不意に訪れる訪問者の様なもの" ではないかと思うのですね。
訪問者というものは、いずれ去って行くものです。
私はその様に思って生きているので、その都度訪れる幸せ感を感謝でめっちゃ楽しむ事は有っても、
その幸せに "固執しない" という事ですね。
そして、これは私達の本当の幸福の為には欠かせない視野ではないかと私は思うのです。
☆_(_☆_)_☆
「幸せ」というのはその瞬間々々を味わうものではあるけれど、人はついそれに固執してしまい、何に対しても変化を嫌い、同じ状況をキープしようとする事が苦しみを生んでもいるのですね。
(^^;
全ての苦しみは、その「執着する」というものから生まれて来る様に私は思います。
《 ゚Д゚》!
時々やって来る訪問者に対して、「帰って欲しくない!」「このままずっとここにいて欲しい!」などと思い始めると、苦しみや悲しみが生まれ始めるのです。
でも執着しなければ、私達は時々訪れてくれる訪問者との時間を心の底から楽しむ事ができます♫
私はそれが "幸せ" というものの正体の様な気が致します。
☆_(_☆_)_☆
ですので「幸せ」というものをその様に捉えると、安易に他人、強いては自分の事も「幸せだ」「不幸せだ」などと判断する事は、非常に無意味な事ではないでしょうか?
(・_・;)
そして時々その人に訪れる幸せ=ラッキーな事というのは、過去のその人の積み重ねの努力から得られたものであるので、(※全ては因果の法則、そして陰と陽の法則が働いておりますから)
私はその幸せの裏に在る、それを得るのに見合うだけの、その方の見えない所での並々ならぬご努力とかご苦労を感じずにはいられません。
☆_(_☆_)_☆
「人を羨ましがるなら、その幸せの裏に在るその方のご苦労も一緒に背負うという覚悟で羨ましがって下さい」
(・。・;
これは、昨今のスピリチュアル・ブームを作られたと言っても良い有名な方のお言葉ですが、言い得て妙、実にお見事なお言葉です♫
☆_(_☆_)_☆
私は、やっぱりこの様な深いものの見方が好きニャのだワン!(笑)
(^^♡ ♡ ♡
物凄いインパクトの在る空模様!
何てスッキリとしているのでせうか~~~!
《 ゚Д゚》☆彡☆彡☆彡
私もこの空の様に、メリハリの在るスッキリとした人間に成りたく候~~~♫
(^^♫
このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年