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中沢 努
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閲覧数順 2017年06月29日更新

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日本年金機構の問題点 ニュース・事例で見つけるコンプライアンスのネタ(0004)

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日常を哲学する

今回の事故が起こる前に、機構はネットによる個人情報漏洩の危険性を知らされていたそうです。

(引用開始)
「警告」は実は4年前から発せられていた。
2011年6月、東京都杉並区の日本年金機構本部。
有識者でつくる運営評議会で、ネットを通じた個人情報の漏洩対策が議題になった。
「(国内外の組織で)最近、外部からの攻撃で個人情報が流出した例が相次いでいる。セキュリティー対策にご尽力いただきたい」。
座長で東大教授の岩村正彦(58)らの問題提起に、機構本部の幹部は「考え得るリスクにしっかり対策を取っていく」と応じた。
だがこの後、本部が約1万人の職員に厳しく注意喚起した形跡はない。
(引用終わり) 日本経済新聞(朝刊)2015/6/9

「知っていたのに動けない」
これは誰にでもあることです。

なぜそうなってしまうのでしょうか?
それはきっと、ものごとを「表面的な理解」で済ませてしまっているからです。

表面的な理解とは「理屈だけ」あるいは「頭だけ」で理解していることであり、「他人事(ひとごと)意識」でいることです。

1人の「他人事(ひとごと)意識」は組織に蔓延していきます。
他人事意識が蔓延した組織は、いつかコンプライアンス違反を起こします。

コンプライアンスを守りたければ、組織内の他人事意識を退治しなくてはならないのです。
 
(中沢努 http://www.pensee.co.jp/peculiarity/index.html 「コンプライアンスのネタ帳」から抜粋)

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