訓練所で学んだこと-ありがとう、ラフ- - 犬のしつけ・訓練 - 専門家プロファイル

中西 典子
DoggyLabo 
しつけインストラクター

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:ペットのしつけ・訓練

中西 典子
中西 典子
(しつけインストラクター)
中西 典子
中西 典子
(しつけインストラクター)
小川 亜紀子
小川 亜紀子
(しつけインストラクター)
中西 典子
(しつけインストラクター)
小川 真也
(しつけインストラクター)

閲覧数順 2024年04月26日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

訓練所で学んだこと-ありがとう、ラフ-

- good

Doggy Laboができるまで
訓練所で学んだことは、決してプラスのこと
ばかりではありませんでした。

犬を 叩く、蹴る、棒でつつく、チョークチェーンで
振り回す etc.

上記すべて、私が入所してから、先生から「指導」として
強いられてきたことです。
恥ずべき事ですが、すべて従ってきました。

でも、だからこそ「体罰がどんなに無意味」か、
知ることができました。

愛犬、ロック(当時4才)コタロー(当時3才)を飼い始めた頃は、
訓練所に勤務していましたので、彼らは私からの体罰を
(ある程度(^_^;;)受けて育ちました。

とても良い子になりましたが、人間を信用する気持ちが
アクセル、フーラ(訓練所をやめてから、体罰を一切使わない
シドニーメソッドで育てた2頭)に比べると、低いように思います。

しかし、訓練所で学んだことは、
マイナスなことばかりではありませんでした。

訓練所の犬たちと、繊細な訓練を実施するときに、
私自身、人間の鈍さ、いい加減さ、気の弱さ、根気のなさを
身にしみて感じることとなりました。

訓練所で、大先生の(ドーベルマンギャング(映画)並!の)
「数センチ、身体を動かすだけで犬をコントロールできる技」
を目の当たりにし、自分もそれを身につけたいと、
訓練所に合宿してまで、犬と向き合ったこともありました。

その時間があったからこそ、今、家庭における
飼い主さんの、ほんのわずかなつき合い方のズレに、
「気づくスキル」を身につけられた、と自負しています。

そう思うと、私を泣かせ続けてくれた!?
イエローラブの「ラフ」には、感謝せざるをえません。

ヤツをコントロールできたとき、初めてのライセンスを
いただくことができたのです!☆

ありがとう、ラフ(*^^*)
今の私があるのは、君のおかげで、
流した涙のおかげです!