- 星 和美
- グレータープレゼンス 代表
- パーソナルコーチ
対象:コーチング
大まかに、視覚、聴覚、体感覚があって、ほとんどの人がどれかに当てはまります。
NLPでは、VAKモデルと言います。
V=Visual (視覚)
A=Auditory (聴覚)
K=Kinesthetic (体感覚)
よく使われる感覚を『優位な感覚』と言ったりします。
実は優位な感覚は、使う言葉にもそれはちらほら表れていて、視覚が優位の人(これが一番多い)は、「○○が見え隠れしてる」「目の当たりにする」「一目瞭然」のような表現が多かったり、わかりやすかったりします。
聴覚優位の人だと、「その話は○○に聞こえる」「耳に入ってきた」「響く」とかが、しっくりくるのかもしれません。
ある聴覚優位の人と話をしながら、幼い頃のことが話題になったとき、まずその人が思い出したのは、慣れ親しんだという村の鐘の音でした。私は視覚優位なので、まず思い浮かぶのは、人の顔だったり風景だったりします。
ところで、本を読んでいてその場面が想像できて、目の前に広がってきた、音が聞こえてきたという経験はたいてい誰もがしたことがあると思いますが、それは、受け取る側(読者)がどの感覚を優位にしているか、というだけではなくて、その送り手(著者)がどんな言葉を使っているかにも関係していると言えます。
私が始めて読んだ洋書は「マジソン郡の橋」で、その表現から風景が美しく想像できたのを今でも覚えています。たぶん、著者も視覚優位の人だったのではないでしょうか。
※自分の優位な感覚にご興味があれば、こちらから。
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