自分の口から出る言葉は、実は自分に対していつも感じている事 - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月25日更新

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自分の口から出る言葉は、実は自分に対していつも感じている事

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皆様は日頃、ご自分が人に対して発する言葉を、ご自分で意識される事はありますか?

(^^✿

 

実はこの「人に対して言う事」というのは、ご自分が日頃から自分の中に持っているものを、只単に他人に投影しているに過ぎないという事が多いのです。

つまりご自分の内面を、他人を通して表現している訳なのですね。

《 ゚Д゚》!!

 

ちなみに、そういう事に気付けていない方には或る特徴があります。それは

 

☆「自分が感じている様に、他人も感じているだろう」という勘違い

☆「他人も自分と同じ様に感じるべきだ」という押し付け

 

を中に持たれていて、それを基準に人に無意識に話されるという事です。

(^^;

 

元々この様な思考癖を持っている方が、「相手の事を思って」という時には、

実は相手の為では無く「普段自分が自分に感じている事」や、自分の経験から「自分が人からされたいと感じている事」を他人に投影しているに過ぎないという事が多いのです。

(・。・;

 

自分は相手自身ではないのですから、本当は相手の事など「自分は何も分かっていない」のに、

「自分が一番優れている」という優越感に浸りたいエゴな私達は、無意識にその様に自分中心に相手の事を捉えてしまっている事が多いのですが、

 

この私達の「相手の事が分かっている」という無意識の思い込み=根拠の無い自信(!?)は、一体どこから来るのでしょ~~~?

(^^;(^^;(^^;;

 

 

私達が「分かっている」と思う範囲というのは、それまでの自分の経験から「自分自身が感じた事」をそれぞれ基準にしています。

《 ゚Д゚》!

そして人は皆、個性も感性も経験も様々ですから「どの様に物事を捉えているのか?」というのは、一人一人の性格や人生が違う様に、正に千差万別なのです。

 《 ゚Д゚》!!

ですので自分が思う「他人が自分と全く同じ感覚で捉えている」などという事は、一種の「妄想」である可能性の方が、非常に高い訳なのです!?(笑)

いや、マジな話。

(^^;;

 

それに付け加え、人というものは「相手に合わせて受け答えする」という「本音と建て前の使い分け」という事も良くしますから、「相手に気を遣い、本音を隠して良い事しか言わない」という事も多い訳で、

(※これは普段ご自分が、他人に対して話される事を観てみればお分かりになるのでは?と思います。(笑) )

 

どんなに親しくても「相手が本当に何を感じているのかは、やはり本人しか分からないもの」と思っていた方が間違いが無いと言うか、その方が「親しき仲にも礼儀有り」に通じ、人間は謙虚でいられて良いかもしれないと私は思います。

☆_(_☆_)_☆

 

 

あなたが人生で拘っている事は何でしょう?

人が「人にも良かれ」と思い勧めるものは、「自分がそれをする事で得をした、或いは損をした何か」があるから拘るのですね?

(^^♪

 

そう!

人は皆「自分が良い!」と感じたものを、皆と「分かち合いたい」「共有したい」という思いを持っているのです。

( ^^) ☆彡

 

でも人によっては「自分が損をした」と不快に感じたものを共有したがる人もいます。

 

例えば

★「今日は雨で憂鬱よね~」だとか、

★「こんな天気の日に仕事に行かなくちゃならないの大変ね~」とか

★「そんな大変な事、しなくても良いんじゃな~い?」とか!?

 

そう話される方はご自分がそうだから、自分だったらそれを言われたいから、それを言う事が「相手にも良かれ」という思い込みから出て来る言葉なのですが、

 

 

もしかしたら相手は

☆ 雨の日も好きで、その情緒的な風景を楽しんでいたり、

☆ 仕事が大変なのは当たり前という感覚なので、全然大変とは感じていなかったり、

☆ 自分のやりたい事をトライする事に「ワクワクして」やっている

 

かもしれないのです♫

(^^♪

 

 

この様に「自分の口から出る言葉」に気を付け始めると、今の自分が感じている事=自分の思考癖を自分自身で知る事にもなります。

(^^♪

 

 ご自分では人に与えている "つもり" で「自分の口から出る言葉」というのを意識し始めれば、

実は「本当は自分が人からしてもらいたい事」や「普段自分に対して感じている事」である事に気付いて行かれる事でしょう。

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

 

我は、爽やかな空の様に成りたく候♫

(^^♪

 

 

 

 

例えば、

 

相手に「疲れていない?大丈夫???」が口癖の人は、

いつもご自分が疲れているから出て来る言葉か、人から自分がそう気遣われたい願望の現れなのかもしれません。

 

相手に「いつも機嫌良くいる事」を求める人は、

ご自分がとても感情的なので自分にそれを課しているけれど、コントロールが難しいと感じておられる事の裏返しかもしれません。

 

「ダイエット」や「肉体」、或いは「お金」に拘り過ぎる (※過ぎたるは及ばざるが如し) 人は、

実は「人から愛されたい」という愛情飢餓から来るコンプレックスを隠すカモフラージュであったり、「人をコントロールしたい」思いの現れだったり、又「老い」に対する恐怖心の裏返しであったりするのです。

( ・・) ~~~

 

 

その様に自分というものを眺めて観るのも、又面白い発見に繋がります♫

《 ゚Д゚》☆彡

 

人生とは、もしかしたらこの様な「パズル」を解いて行く様なゲームなのかもしれないですねぇ!?

(^^✿

 

 

 

 

 

 

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(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年