マイホーム購入で注意する事 - 家計・ライフプラン全般 - 専門家プロファイル

吉野 裕一
FP事務所MoneySmith 所長/株式会社アドバイザーズIFA
広島県
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月23日更新

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マイホーム購入で注意する事

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皆さん、お早うございます。


昨日の日経平均株価は、利益確定売りも多かったようですが辛うじて買いの方が優勢だったことで僅かながら上昇で終わりました。



しかし、今朝終わった米国市場のダウ平均は利益確定売りの方が優勢だったようで続落で終わっています。


欧州のドイツ市場は過去最高値を更新して終わってはいますが、週明けには更に良いニュースがないと利益確定が更に続くと感じさせますね。


さて、昨日もベースアップについて少し触れていますが、日本の建設会社も賃上げの方向を表明しました。

また鉱工業生産が前月比で4.0%の上昇と2か月増産となった様で、消費者物価の伸びが鈍ったとはいえ、景気の回復は緩やかに進んできているようです。



マイホーム購入を考えられている方も、住宅エコポイントの再開や住宅ローン控除住宅ローン金利の低水準と好条件が整ってきています。

更に先ほど書いた賃金上昇もあれば、購入の意欲は増していくでしょう。



ただマイホーム購入で住宅ローンを利用する際に注意して頂きたいことはあります。


マイホームを購入される時期は、ご結婚されて比較的早い時期の方が多いと思います。お子様が小学生や小学校に入る前のご家族の場合、まだお子様へかかるお金が少ない時期でもあります。

またマイホームを購入される時期は、人生の中でも幸せの度合いが高い時期で、このまま順風満帆に生活が出来ると思われている方が多いと感じるのですが、長い人生ですのでやはり山あり谷ありです。





こういった事を頭の片隅に入れながら、住宅ローンという長い借金と付き合っていく必要があります。


マイホームを購入され、生活が始まると居住空間も広くなり光熱費が増えたり、趣味のガーデニングなどなど、今までの支出以上に出費が増えてくることが多く、更にお子様の教育費が増えていき、マイホームに入居され更にお子様が授かれば、お子様へかかる費用は潜在的に増えてきているのです。


さらに追い打ちをかけて悪い条件は、金利が低いからと変動金利を利用されて、収入の30%~40%の割合で住宅ローンを組まれた場合です。

金利が低い時や景気が傾いている時には更に金利が下がる可能性(現在の日本では既に最低水準の金利なので期待は出来ません)はありますが、現在の日本の様に景気回復の期待が出来る時には、今後、金利が上昇する事が簡単に予測する事が出来ます。


更に先ほどのお子様への費用が増えれば、家計を圧迫する事は免れません。


更にさらに景気が傾いた場合に賃金カットボーナスカットリストラなどあれば、最悪の場合はマイホームを手放さなくてはならなくなります。



ですので、住宅ローンを組む場合は、将来のことを見据えた組み方をしましょう。
また、利息部分がもったいないから短期で払い終えてしまおうと、無理やりお金を貯められる方もおられますが、住宅ローンも固定支出の一部と思って気長に払っていくという選択肢もあります。





現在の低金利の時期には、特にこの考え方が有効に使える時かも分かりません



本日は長文となってしまいました^^;



さあ土曜日です。
お仕事という方もおられるでしょうが、良い週末にしましょう!

皆さん、良い一日を・・・・!