まだ、確定情報ではありませんが、Bloombergによりますと、
「中国当局は2014年11月までの5年間に中国本土市場に投資した海外ファンドからキャピタル・ゲイン税を徴収する計画だ。対象となるファンドは納税のため、投資家から10億ドル(約1190億円)超を回収せざるを得なくなる可能性がある。」
とのことです。
いわゆるA株への投資に関して、税金を徴収しますよということです。
日本の投資信託でもA株への投資をしているファンドがあり、もし実施されるとそれなりの影響が出ると思われます。
中国では、法律はあるけど、実際には施行されていないものも多く、このA株へのキャピタルゲイン課税もその一つだったのでしょう。
まだ、確定したわけではありませんが、中国ではよくあるタックスリスクの一例です。
このコラムの執筆専門家
- 大黒たかのり
- (東京都 / 税理士)
- 大手町会計事務所 代表税理士
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