「住居内の段差は反って運動に良い」と唱えるかたもおりますが、住宅内の安全確保は第一ですので健康なうちから段差解消はしたほうが良いと思います。
健康住宅というと「天然素材・自然素材」を使用した家が一般的に知られていますが、人間の五感を考えた間取りにするのが一番重要です。
たとえば、光の取り入れ方
方位によって光の入り方は変わりますが、これからの福祉住宅は寝室の位置がキーポイントになってきます。
うつや認知症における「昼夜逆転」を起こしている方の寝室位置は、比較的西北面に面しているケースが多く、朝陽を感じられない配置によることが起因しています。
寝室が東南に面していると、カーテンを閉めていても朝~日中は光が部屋に入り込み寝ていられなくなります。
日中、ほとんど使用しないリビングが南面を司り、騒音が大きかったり、光が入りにくい面に寝室を配置してしまっていると、住宅が健康に与える影響は大きいですよね。
リフォームをする際、今までの部屋の使い方の認識を一掃し、配置換えをするのも「終の棲家」の考え方として大切なことです(^^)
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
048-935-4350
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