今日は、豆まきの基本と 現代のまき方 をお伝えします。
地域によって、
様々な伝統や風習があるので、この限りではありませんが、
基本的な豆の扱い方(まき方)について、お伝えしておきます。
①節分の前日に、大豆を一升か三方に入れて、神棚へ。
現代では、神棚のないお家もあるので、
そんな時は、家族が一番大切にしているリビング等、
神聖だと思う場所へ置いておきましょう。
また、升や三方が準備できない場合や、小さなお子様がいらっしゃる家では、
升となるようなものを折り紙で折っておくのも良いでしょう。
②当日は夕方までに豆を炒り、夜になったら家中の扉を開けて豆まき開始。
現代では、時間もなく忙しくなってきていますので、
炒ったりせずに、夜に豆まきを開始しても良いでしょう。
また、マンションなどの集合住宅やお掃除関係、防犯等もあり、全開するのは難しくなっています。
そんな時は、まず玄関を少し(ロック程度)開けてから、
扉へ向けて、外へ「鬼は外」。
玄関扉から内側へ向けて「福は内」とすると、他者・他場へ迷惑をかけることもありません。
③「福は内」でまいた豆を、数え歳の数食べる。
現代では、衛生的な事も考えて、食べる用の豆を準備しておくと良いですね。
また、まいた豆は半紙(白い紙)へ包み、節分に感謝してお掃除しましょう。
節分の行事ひとつにも、
「準備→実行→感謝→終わり(掃除)」 という流れがあり、
様々なことを学び、知ることができます。仕事も家庭内のマナーも同じ。 理に適っています。
1年に1度自分の住む場所、働く場所のリセットができたら
幸運と良縁の出入りが変わってくると思います。
では、明日はいよいよ!!
節分で豆まき以外で、
運を開くために、是非やっておいきたいおススメなことをお伝えします。
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