- 吉野 裕一
- FP事務所MoneySmith 所長/株式会社アドバイザーズIFA
- 広島県
- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
少しずつではありますが、当事務所にも有料相談のご依頼も増えてきました。
それだけ中立公平な立場でアドバイスを受ける事が出来る事が周知されてきているのではないかと感じてきます。
普段のいろいろな業務の中でもファイナンシャルプランナーの方へアドバイスを貰いましたという方も増えてきています。
私が、その内容を確認させて頂いて感じるのは、ファイナンシャルプランナーの資格を持っておられる保険会社の方や保険代理店の方からの営業を受けられているというものです。
中には私がファイナンシャルプランナーですと言うと、「保険屋さんですか?」と言われる方の様に保険の営業の方がファイナンシャルプランナーだと思われている方もおられ、こちらの様なお考えの方が多いのかなと思っています。
しかし、ファイナンシャルプランナーだから公平なご提案を行っているという誤解されるような営業をされている方もいる悲しい現状があります。
この点に関して、私の様にFP事務所と謳っている事務所は、金融庁は特に厳しく、FP事務所としてのアドバイスと付随業務で保険や証券の仲介を行っている場合には、事務所を別に設けたり面談の日時を替えたりして、FP相談と仲介業務は別の物だという事をクライアントさんに認識して貰えるような対応をとるように注意をしなければいけません。
特に目立つのがファイナンシャルプランナーが中立な目線でご相談に来られる方へ、保険を勧めているで、運用をされたい方へは外貨建ての保険商品、国内の物では変額商品と全てが保険となっている事です。
未だ投資商品に抵抗を持っておられる方も多いですが、本来であれば目的に合った商品を進めるのもファイナンシャルプランナーの仕事です。
私は開業から常にクライアントさんへ最適なご提案を心がけており、その中に投資性商品も入れる事が多いです。
投資性商品を提示してクライアントさんが納得された上で保険商品を買われるのは仕方ないと思います。
保険会社の方や保険代理店の方が保険をお勧めするのは当たり前のことですが、ファイナンシャルプランナーですと言われても、保険の営業マンがファイナンシャルプランナーの資格を持っているだけで、ファイナンシャルプランナーの業を行っているのとは違うという事を知っておいて頂きたいですね。
私もFP事務所としての名刺もありますが、付随業務として個人で保険代理店や証券会社に所属して仲介を行っております。
それぞれに名刺があって、たまに名刺を沢山持っているのは詐欺師だと言われる方もおられるくらい、一瞬、疑心にかられる方も分かりませんが、日本の制度の中では仕方ない事なのです。
ファイナンシャルプランナーが、業として確立し、誇りを持ってファイナンシャルプランニング業務を行えるようになれば、少しずつ制度も変わって来るとは思いますが、こういった現状ではさらにファイナンシャルプランナーは煙たがれる存在になってしまうのではないかと心配してしまいます。
>セミナー情報
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基本的には第三土曜日となりますが、第四土曜日に変更になる事もあります。
詳しくは、ほけんガーデンズへお訪ねください。
082-961-6822
ほけんガーデンズ