「やらなくちゃ! でも・・・」というストレス - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月26日更新

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「やらなくちゃ! でも・・・」というストレス

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「これをすれば良いのだけれど…」

「あれをやっとけば良かった…」

「やれば良いのは分かっているけれど…」

「これができたら、自分は…」

 

 …と思いながら、なかなか気が重くて実行に移せないという方は、本当に世の中に大変多い様ですね~。

(^^;;

 

でもそれは、逆から言うと当たり前なのです。

《゚Д゚》!?

 

 

何故なら私達人間は、どこかに「楽をしたい」「面倒くさい」「誰かにやってもらいたい」などと思ってしまう "怠惰" という性(サガ)を、生まれつき持っているからです。

(・・;;

でも、だからと言って「あぁ、そうか」で、そのストレスが解決できるものではないですよね? (笑)

(^^ゞ 

 

 

結論から申しますと、そのストレスから解放される為には、残念ながらやはりそれを「実行」するしか無いのです。

(※私のコラムでは「楽して何かを簡単に得る」という、人様が喜び飛び付きたくなる様なインスタントで美味しいお話しにならない事は、いつも私のコラムにお付き合い頂いている皆様には、すでにご周知の通りです!? (笑) )

 

 

では、何故それを実行するエネルギーが生まれて来ないのか?という、その原因を観て参りましょう♫

(^^♪

 

視点を変えて観てみますと、ご自分で実行に移さず「やらなくちゃ!」と気にされている間は、いつもご自身でご自分を責めている時間を作っている事にもなっているのですが、その事にお気付きですか?

 

そうして年中、頭の中で「やらなくちゃ、やらなくちゃ」と妄想する事は、

 

「できていない自分」「怠惰な自分」「だらしない自分」という、自己嫌悪や罪悪感というネガティブなものに自らのエネルギーを与え続けて、ご自分を責めていらっしゃる訳ですから、

ご自分の中のエネルギーが枯渇して、疲れてやる気が出なくなってしまうというのは当たり前のお話しなのでございます。

_(_^_)_

 

ちなみに「自ら自分を疲れさせる」この行為は、仏教の心理学では「無知から来る"妄想"という病いである」と分析されます。

(・_・;)

この「罪悪感」や「自己嫌悪」にエネルギーを与える方というのは、実はご自分の中にご自身で気付けていない隠れた「怒り」が在るという事なのです。

 

 

ちなみにこういう方は、何かにつけて "外" の出来事にケチをつけるのも特徴で、実は大変な「怒りん坊」な方達です。(笑)

 

例えば、テレビや自分の間近に触れる何かを見たり聞いたりしては、誰かや何かに必ず文句を言う人や、

言ってもしょうがない、自然現象のお天気に文句や愚痴を言う方。(笑)

 

又、電車に乗ったり車を運転する時などに、自分に丁度良いタイミングで電車が来なかったり信号が変わらなかったりすると、我儘にすぐイライラとされたり?(笑)

 

こういう方は、ご自分の "外" の出来事が自分を苛立たせたり憂鬱 (※怒りが内向したもの) にさせていると思われておられるのですが、

 

 

いいえ。

実はその怒りは、「元々自分の中に存在している、解決できていない怒り」であるという事なのです。

ですから外の出来事や他人にどんなに怒った所で、ご自分の「怒り」や「憂鬱」が無くなるという事にはならないのですね。

(^^; 

 

ご自分でお気付きにならなくても、意識されないご自分の中の「怒り」は表に出たがりますので、

いつも「怒る種」を外に探し、そして「怒っては自己嫌悪」というのを繰り返してしまう、その堂々巡りの不毛の行為に、自分で疲れ果てるのです。

(・。・;

 

 

もしご自分が疲れ易くて、いつも「やらなくちゃ!」と気になるものを、なかなか実行に移せないというその原因は、

 

実はこの様に、ご自分の顕在意識には上らない過去から持ち越しの、

未だご自身で解決できていない、内に籠った「怒り」から生まれている "エネルギーロス" から来る、

軽い(※人によっては重症な)「鬱」なのです。

(^^;;

 

そして大概の根本原因は、自分の親から受けた洗脳から来るトラウマから来ている事が多いです。

これは子供よりも、むしろ自覚の無いまま長く生きてしまっておられる「親」という立場の方の方が、重症な場合が多いです。(※家系のカルマの連鎖)

 

 

ですので、もしご自分で蓋をされているその根本に触れて、自分の中に在る「怒りから来ている鬱=疲れ」が解決ができましたならば、きっとその方はご自分でも驚くほどポジティブにパワフルになれる事でしょう!

(^^♡

 

ご自分が「怒りやすい」「疲れやすい」「落ち込みやすい」と感じられていて、いつもご自分の「気になるもの」を実行・改善できないと自覚を持たれる方は、

 

是非ご自分を内観されて、無自覚に抱えているご自分の人生に於ける課題を、ご自身で紐解いてみられる事をお勧め致します!?(笑)

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

 

私にはこの雲は、何か小動物の親子が手と手を結んでいる様に見えます♫

(^^♪

 

 

 

 

若い時に、何か一つの事にとことん打ち込み鍛えられた方は、

 

「四の五の考える前に動く」

「やる時はやる」

「やらねば終わらない(やるしかない)」

 

という生きる智慧を、人生で習得されておられる方が多いです。☆彡

(実際やらねばならない事を先延ばしするほど、無駄に妄想する時間が増えるだけなので、疲れや怒りが増すのです!) 

 

或る意味「修行」にもなる様な、習い事や学び事を通した長年の努力というものが、きっとそういう形で実を結ぶのでありましょう♫

《゚Д゚》☆彡

 

 

「考えている時間があったら、動きなさい」が、プロのバレエの世界でもありましたし、

又「時間は、自分で作るもの」という捉え方ができます人は、

 

「できない」という事は、実は「できない」のではなく、「したくない」のだという事に気付いているので、

自分や人に「言い訳」というものを持たないのです。

 

 

ですから「できない」ではなく、正直に「やりたくない」と表現致しますし!? (笑)

(^^ゞ

 

そういう事を習得されておられる方というのは、実に清々しいオーラを放っておられて、見ていてもとても気持ちの良い方が多いですね~。☆彡☆彡☆彡

 

私は若い時から、そういう素敵な方達を沢山拝見できたのは「バレエ」という芸術のお陰であり、やはりそれは自分の人生で幸いだったのかもしれません。

(^^ ♡

 

 

 

 

 

 

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(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年