「東大が生んだ戦後最大の商売人」
と言われた
リクルート創業者の江副浩正氏(以下、江副さん)。
最近(注:2007.9.8時点)、
その江副さんが2冊の本を出版しました。
1冊は『リクルートのDNA』
もう1冊が『不動産は値下がりする』
(出版社:中央新書ラフレ)。
(もう10年ほどお会いしていませんが、
表紙の帯の写真は以前より若返ったような・・・)
「なぜ江副さんが不動産の本を?」
と思う方も多いかもしれませんが、
江副さんは今でも某不動産会社の
オーナー兼(実質の)経営者です。
(私にとっては、別の意味で
「なぜ江副さんがこの本を書いたのか?」
が気になります。)
本の内容を大雑把に言えば、
「今後不動産の価格は下がる。
理由は2つ。
一つは規制緩和や再開発で
土地は"生産“され続けるということ。
もう一つは、金利の上昇。」
特に金利の上昇は
不動産価格の下落に直接的な影響を及ぼす
としています。
論理の根拠となる情報収集力に驚かせられるとともに、
内容には納得させられるものがあります。
(サブプライムローンの影響が大きくなると予想していますが、
それが逆に金利の上昇を
一時的に抑える結果になることまでは言及されていません。)
ただ、江副さんは
将来も不動産価格が下落を続ける
とは書いていません。
>>> 明日に続く・・・
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