こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
映画「奇跡のリンゴ」を観たことありますか。
実話をもとにした作品です。
絶対不可能といわれたリンゴの無農薬栽培に成功した木村秋則さんとその家族の11年の物語です。
この作品で描かれている、秋則さんの妻美栄子さんが、女性としてとてもバランスがとれているんです。
リンゴの無農薬栽培は、失敗の連続。
暮らしはどんどん苦しくなっていきます。
秋則さんは、身内からも周囲の人たちからも
「諦めろ」
「かまど消し(=穀潰し)」
「バカがうつる」
と言われてしまいます。
秋則さんの表情は日に日に暗くなっていきます。
でも美栄子さんは「この人は答えを見つける」と信じているんです。
そして
「笑うことは人間だけが持っている性能」
という、かつて秋則さんが言っていたことばを引用して、秋則さんの気もちを楽しい方、明るい方へとリードしようとします。
相当過酷な11年だったのでしょうが、被害者意識に陥るのではなく、夫を責めることも、変えようとすることもなく、ただただ信じているんです。
女性がパートナーに与えてあげられるものは
1.いい気分
2.許してあげる
3.信じてあげる
自分の幸せな気もちを周りにわけてあげられるのは、女性ならではの才能のひとつ。
感受性が豊かで感情の扱いが上手ですから、夫婦間の感情面のリーダーシップは女性がとってあげるといいんですね。
許してあげるというのは、男性を罪悪感から解放してあげることに繋がります。
男性は、もともと罪悪感が強いですから、許してもらえることに自分への愛を感じるんですね。
許すというのは、過ちを許すということだけではなく
「そのままのあなたでOKですよ」
という、存在を認めてあげるようなことも含まれます。
許す力は、母性的な魅力によるものです。
母性とは対極にある女性の魅力は、セクシャルな魅力です。
といっても、色っぽさという意味じゃないですよ。
女性の中の「母」ではなく「女」の部分ですね。
この女の部分というのは
「すごいね」
「ステキだね」
と、相手の才能を認めてあげる力を持っています。
信じて、応援してあげることもそうですね。
この魅力を使うと、パートナーに男性として自信を持たせてあげることが出来るんです。
映画「奇跡のリンゴ」のキャッチコピーは「それは、妻への愛でした」
無農薬栽培への挑戦は、農薬によって体調を崩し、寝込んでしまうこともあった妻への愛によるものだったんです。
ですが、愛を受け取る側の妻もまた、大きな愛を与えていたということなのですよね。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
このコラムに類似したコラム
【今週のメッセージ】ゆるゆるっと行こう 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2015/03/02 21:00)
自分らしくいられる心理テスト 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2015/02/16 21:36)
【お悩み相談】奔放な女に腹が立つ 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2015/01/08 19:00)
*Happy度をupさせるには?* 田中 よしこ - 心理カウンセラー(2015/09/13 10:19)
*上司の愚痴を言っている人は・・・* 田中 よしこ - 心理カウンセラー(2015/08/10 17:22)