ガツガツした欲望には、限りが無い - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月25日更新

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ガツガツした欲望には、限りが無い

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人間の欲望というものは、持てば持つほど「増殖する」というのを、皆様はご存知ですか?

そう、人間の欲望には「限りが無い」というのが、この世の真理です。《゚Д゚》!!

 

 

そのガツガツした「欲望」というものの正体ですが、

それを持つのは、実はご自分の中が充実していないからで、外からの何かで (それはお金であったり、人から賞賛される地位名誉であったり、又異性関係から) 補おうとする行為であり、

つまり「充足感」というものを、ご自分の中に持てていらっしゃらないという事の現れなのです。《゚Д゚》!!

 

 

ちなみに、こういう方は、常に何かに追われる様な「焦燥感」を自分の中に持っていらして、周りが全て「自分のライバル」の様に感じてしまうという特徴をお持ちです。(; ̄O ̄)

そしてご自分がそうであるが故に、そういう方は「他人も自分と同じ様に見えてしまう」という妄想=思考癖を持ち合わせていらっしゃる様ですね。( ; _ ; )

 

 

世の中には、誰が見ても認められる本当の実力を持っていらして、誰が見てもご自分の欲しいものをすでに手に入れていらっしゃる様に見えるのに、本人はいつまで経っても、そのガツガツとした欲望から抜け出せないという方が、結構多くいらっしゃいます。(^^;

 

私は若い頃は、そういう方を見ると、それがとても不思議な現象に思えていたのですが・・・。《゚Д゚》???

でも、こうして世の中の真理を理解できて来ると、答えはとても単純で、

 

そういう方は「ご自分を自身で認めていらっしゃらない」というものが心の根に在り、単にそれが原因なのだという真実が視えて参ります。

_(_^_)_

 

 

そういう方は、どんなに他人が「あなたは素晴らしい!」と認めても、

(ご本人の自覚有る無しに関わらず) 心の奥底に「ご自分で自分を認めていない」という根をお持ちなので、いつも「疑心暗鬼」で、自分の中は「満たされない思い」で一杯なのです。( ; _ ; )

 

では、その満たされない思いというのが何から来ているのかというと、

そういう方は「もらう事ばかり=他人を利用する様な生き方」をされておられるからなのだなぁという事が視えて参ります。(T_T)

 

 

与える事が本物の「愛」である事を考えると、ご自分から何かを "本物" に与えていらっしゃる方は、ご自分の中がそれだけで「充実感」や「充足感」を得られて行きますから、

「焦燥感」や「恐怖心」「不平不満」「他人へのライバル心」、そしてガツガツした「欲望」というものから、自然に離れて行くものですので、それがバロメーターでしょうか。

 

 

その様に、ご自分がご自分を尊敬できない様な生き方をされる方は、

その根にご自身で向き合って、ご自分の思考癖に付かれる事しか、その際限の無いガツガツとした欲望からは解放される事は無いのですが、

 

そういう方は得てして、もの凄い努力家でもあるので (中には「努力の天才」と言われる様なタイプの方もいらっしゃいます!?)、

ご本人に取っては「努力を、しても、しても、満たされない」という思いが生まれてしまうのでしょう。

でも、その原因はご自身の中に在ります。( ; _ ; )

 

(実は、バレエダンサーにも、こういうタイプ多いのですよ~)

(^^;

 

 

この様なタイプの方は、いつもご自分の欲望に囚われ、努力がまるで終わりの無い「不毛な感覚」に陥られるので、例え名声が得られたとしても、決して至福や充足感をご自分に感じられない人生になって行かれる様ですね。

本当の実力をお持ちにも関わらず・・・です。(^^;

 

 

こう考えると、人間とは何と「無いものねだり」の、我儘で不思議な生き物なのでしょう!?

《゚Д゚》???

 

 

本当の実力があっても、「本物」になれないという摩訶不思議なこの現象は、この様な所から生まれているのですね~。(^^; 

 

 

 

 

 

 

雲の間から覗く太陽って・・・

何か好き♫ (^^♪

 

 

 

本物の方というのは、自分をとても大事にするので、誰が見ていなくても・・・、いや逆に、そういう時ほど「自分が自分で尊敬できる行動」というものを、常に自分で注意深く観察するのです。

 

それは「ご自分を大事にする=真に愛する」事が、「他人を愛する事に繋がっている」と知っているからです。

《゚Д゚》☆彡☆彡☆彡

 

そういう方は、自分の心を汚す行為=自分自身が尊敬できなくなる行為である、「中身の無い虚偽や嘘」という空虚な行為を「したい」とは、自然に思わなくなるのものなのです。

☆_(_☆_)_☆

 

 

ですので、「周りがそうだから、自分もして何が悪い!」という発想はありませんし、

そういう方は、大多数の人間に認められる事よりも「本物を見分けられる眼」を持った人の意見に、耳を傾けるのです。《゚Д゚》☆彡☆彡☆彡

 

 

でもこの世の中は、「本物」の方は、まだまだそうは多くはいらっしゃらないので、

知らず知らずに私達は、周りに「流されて」生きてしまうのでしょうか?( ; _ ; )

 

私は数は少なくても「本物の方」に認められる様な生き方をしたいという「意欲=向上心」という「欲」だけは、見失いたくないなぁと思います。(笑)

(^^♪

 

 

ちなみに、この世で「成功」する為のガツガツとした「欲望」とは対照的なものが、

自分の「成長」に欠かせない、静かな情熱から生まれる建設的な「意欲」というものだと思います♫

 

 

その方の持っていらっしゃるものが「欲望」なのか?「意欲」なのか? を、見分けるには、

その方の行動の根に「誠実さ」の有無を見てみれば、自ずと視えて来るものだと思います。

☆_(_☆_)_☆

 

 

・・・とは申しましても、人間は皆「発展途上」なので、どなた様も (勿論私も) 、そう簡単に一足飛びには成長はできないというのも、又真実であります。( ; _ ; )

 

頑張りましょう!私達!? (^^;

 

 

 

 

 

 

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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

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長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年