パーソナルトレーナー進化論

　時々

若いトレーナーの方から

以下の様なご質問を頂く事があります

「何かおススメの資格や書籍はありますか？」

　これに対しては

以前にも書かせて頂いたことが

あるかもしれませんが

　先日も同じ様なご質問を頂きましたので

少しでも誰かのお役に立てばと思い

書かせて頂きますね

　上記の様なご質問を頂いた場合

大抵、以下の様にお答えさせて頂きます

　「トシ　サッカー好きか・・・・・・？」

　という

「シュート」ファンにしか分からない

冗談はおいといて

「トレーナーとしてどの様になりたいですか？」

とか

「何か成りたいトレーナー像みたいなものはありますか？」

　そうすると

多くの場合

「・・・・・・バスケがしたいです！！」

　ではなく

「う～ん・・・・・・」

となってしまう場合が多いですかね

　スラムダンクファンと

シュートファンの方に

そろそろ怒られそうなので

ちょっと真面目に書かせて頂くと

　これって

別にいじわるをしたい訳では無く

トレーニングで考えて頂けると

分かりやすいと想うのですが

　突然

「何かおススメのエクササイズはありますか？」

と問われたら

「エクササイズを行うことで、どの様になりたいですか？」

とか

「トレーニングの目的は何かおありですか？」

とかって聞いたりしませんか？

　ゴールが分からないのに

最適な道のりや手段をお伝えすることって

難しいですよね

　もちろん

活動をしていく中で、色々と目標は

変わっていくと想いますが

　漠然としたものでも

ある程度目標を決めていかないと

方向性も決まらないし、努力の量や質も

どれくらい必要かが分からないですよね

　分かりやすい例としては

収入などがありますが

トレーナーで500万円以上稼いでいる方って

どれくらいいるんですかね？

　更に多い1000万円以上だと

どれくらいでしょうか？

　実際の数値は分からないので、

仮に前者を20％、後者を４％としましょう

　そうすると

500万円以上稼ぐことを目標にするのであれば

上位20％に入るだけの努力量と努力の質が無ければ

その20％には入れない訳ですよね

　1000万円以上を目指すなら

４％以上の努力量や質が必要だってことです

　そして、上位20％とか４％というのは

業界的にはマイノリティ（少数派）ということですよね

　そうすると、皆と同じことを学び

皆が持っている資格だけを取得したとして

向こう側の世界にいけるんですかね？

　皆と同じことを学んで

同じ資格を取っていれば

安心かもしれませんが

　それでは、イーストブルーでは

そこそこ活躍できたとしても

グランドラインに入る前に

ウィスキーピークで

ミスキャサリーナに

「神のご加護目潰し」を使われて

やられちゃいますよね？

　お次は

ワンピースファンに

怒られちゃいそうですね

　マイノリティ（少数派）になりたいのに

やっていることはマジョリティ（多数派）

　これは「特異性の原則」に反していますよね

ってことでございます

　たしかに

初めから具体的な目標を明確に定めるのは

難しいと想いますので

　先ずは漠然としていてもOKですので

今回の様に収入という分かりやすい指標でも

良いですし

　こんな感じになりたいな～

という目標を定めた上で

考えてみて頂けると良いかと想います

　先日のスタッフ研修では

それを分かりやすくするために

「パーソナルトレーナー進化論」

という銘打って

パーソナルトレーナー1.0

パーソナルトレーナー2.0

パーソナルトレーナー3.0

パーソナルトレーナー4.0

とそれぞれの働き方や収入について

資料を創り、語ってみました（笑）

パーソナルトレーナー2.0を目指したいのか

パーソナルトレーナー4.0を目指したいのか

　それによって、必要な能力も

努力量も、質も、全てが異なりますからね

　えっ？

パーソナルトレーナー1.0って

なんだって？？？

　長くなってきてしまったので

続きはまた今度ということで（笑）

としお