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都市の建物高さ制限・つづき

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都内大田区がすすめている『建物高さに関するルールの変更』
先日、パブリックコメントの募集に先立つ『第一次素案の説明会』に参加してきました。
会場では、レクチャーを行う大田区まちづくり管理課の中に懐かしい顔を見つけました。
もう25年以上も昔の修業時代、大田区の建築審査課にて何度かやり取りをしたF氏です。
レクチャーが始まるまで、しばし昔話を楽しめました。
当時は私も若かったので(‥平均GLの取り方だったかな。)指導にくってかかりました。
いまでは、思い出のひとつです。

そんな昔のよしみとはウラハラに この『第一次素案の説明会』
ちょっとど~よ ‥と思えた事柄が2つありました。

ひとつは素案の内容。
新聞の折り込みで入っていた大田区報の内容には、高度斜線制限(北側からの斜線制限)
を絶対高さ制限を絡めて全て刷新するようなニュアンスで描かれていました。先月の記事
ところが、素案の資料を見ると、現行の高度斜線制限はそのままに、プラス絶対高さ制限
を導入する、ということのようです。
そもそも区報に、単純に『絶対高さ制限を導入しようと思います』となぜ書かなかったの
かも疑問ですが、絶対高さの指定値や算定方法も複雑で、何がナンだかよくわかりません。
そんなことより、高度斜線制限(あるいは高度地区の指定)を撤廃して、絶対高さの制限
だけにすればシンプルで、一般にも理解しやすいはず。歪な街並も解消にむかうでしょう。
そうであれば、素案にある絶対高さの指定値は、もっと厳しくてもよいでしょう。

もうひとつは 録音されていた、ということ。
レクチャーに先立ち、区側から録音する旨通告され、壇上にICレコーダーが置かれました。
企業がクレーマー対策に用いる手法。自由闊達な質疑を期待するべく場には馴染みません。
ただ、説明会がすすむにつれ、その意味も理解できてきます。

説明会の参加者が、本当にクレーマーと化して壇上のお役人さん達を詰問しだしたのです。
隣のマンション建設なんとかしてくれ…、道路にひびが入った…、この辺は海だった…?
個人的なものから、よく分からないものまで、素案の内容とは直接関係のないことばかり。
そういった苦情は、区役所の窓口でおこなえるもの。この場では、マナー違反です。
お役人さん達にも ご苦労があることは 理解します。

パブリックコメント
私も提出するつもりです。
このblogでもオープンにする予定です。


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