- 葉玉 義則
- ニューボイスジャパン株式会社 代表者
- キャリアカウンセラー
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
株式会社レバレッジの制作のほとんどを任される。
(写真右) 「福田のアップの写真」
毎日やりたい仕事をできることが、こんなにも楽しいと知りました。
第5回のゲストは、第1回目にご登場いただいた只石社長の経営される
株式会社レバレッジにお勤めになってらっしゃる福田仁美さんです。
ということで、今回は、いつもと視点を変えて、採用する側ではなく、
採用される側=社員に、スポットを当ててみたいと思います。
ちなみに、誌上インタビューの第1回目に登場してくださった
株式会社レバレッジ只石社長のページを、ここで、ご紹介しておきます。
『カリスマ社長ブロガー、只石昌幸社長に聴く!』
http://profile.ne.jp/pf/my-jinji-hadama/column/detail/33306
では、実際に、そんなユニークな会社の社長の下で働く福田さんに、
働き始めたきっかけと、どのような気持ちで働いてらっしゃるのか、
お聞きしてみたいと思います。
> 葉玉
このたびは、本企画にご協賛いただき、ありがとうございました。
福田さんは、この誌上インタビューにおいて、初の社員としての登場。
しかも、女性社員です。
今回は、働く女性の“キャリアアップ”についてのお考えやご経験、
“転職等のヒント”などについて、お話しいただければと思います。
まず、今のお勤め先でもある「株式会社レバレッジ」との出会いと
入社をお決めになったきっかけは、何だったのでしょうか?
> 福田
求職中は、とにかく、長く働ける会社を探していました。
結婚・出産があっても、働いていられる会社が良かったんです。
元々、私は大学で情報科学を専攻し、卒業後は、システムエンジニアと
して働いていました。
その後、慣れ親しんだパソコンを使い、もう少し意匠的な仕事をしたいと
思い、デザイナーという道に進みたくて、長く働くことができ、
デザイナーとして仕事をする夢も実現できる会社を探していました。
そこで出逢ったのが、株式会社レバレッジでした。
実際に、面接時に只石社長とお話をして、社長の
「会社は自分でやりたい仕事を見つける場所。世の中のためになる
ビジネスなら、会社はバックアップするよ。だから探してご覧。」
という言葉に衝撃を受けました。
「デザインや制作だけでなく、他の仕事も出来るかも知れない。
広い分野で仕事が出来る」
とにかく、わくわくしたのを、はっきりと覚えています。
> 葉玉
実際に入社した「株式会社レバレッジ」のイメージはどうでしたか?
やはり、あのユニークで衝撃的なHPが、応募の決め手ですか?
> 福田
「なんだかおもしろそう」それだけです。
実は、当時のHPは正直、よくある普通の会社案内としてのHPでした。
実際に、当時から理念や日常業務においても、おもしろい会社でしたが、
HPでうまく表現されてませんでした。
その後、会社のイメージや独自性をもっと伝えよう、ということになり、
今のHPを制作することになったんです。
これが、私の入社後、一番大きな制作となりました。
あと、これは面接時にも、何度となく社長にお伝えしたのですが、
「とにかく、結婚しても子供が生まれても、働きたい!」
ということだけは、言い続けました。
私が希望すれば、会社としては全面的に協力してくださるとのあたたかい
お言葉もいただき、これが最終的な入社を決めた理由かも知れません。
後から聞いた話では、私が面接した当時は、まだスタッフも
社長と社長の弟さんの二人だけだったそうで、いろいろと
気を遣われていたそうです。(笑)
> 葉玉
そうなんですか。この誌面に登場していただく“きっかけ”にもなった
あの“衝撃的なHP”は、福田さんが制作されたんですね。
制作の過程は、どうでしたか?
> 福田
やっぱり、あのオフィシャルサイトはかなり衝撃的に映りますか。(笑)
でも、もう言われ慣れましたね。
オフィシャルサイトの制作は、大変でした。
とにかくインパクト、とにかくおもしろいサイト、とにかく記憶に残るサイト。
しかも、それらを究極的に! これが只石社長の希望でした。
抽象的な希望を叶えるのが大変で、作っても作ってもダメ出しされ、
制作中は本当に苦しかったですね。
でも、完成したときは、本当に嬉しかったです。
そして、やはり、自分が一生懸命作ったモノが評価され、
話題になることは、本当に嬉しいですね。
また、株式会社レバレッジは、リクルート活動には費用を掛けていませんが、
毎週のように求職の応募がきています。多くの方が、応募の動機として、
「オフィシャルサイトがよかった!」
と言ってくださるのを聞くと、本当にこの仕事をやっていて良かったと、
心からやりがいを実感します。
> 葉玉
最後に、現在求職中の方へ、何かメッセージをお願いします。
> 福田
私は、自分が[できること]と[やりたいこと]を明確にし、どうしても
[ゆずれないこと]を、面接時に、只石社長にぶつけました。
小さい会社だからこそ、個人個人の希望に、柔軟に対応できるのかも
しれませんが、バックアップしてくれるという言葉を信じ、飛び込んで
良かったと思っています。
特に、今の私がいるインターネットの業界は、男女“分け隔て”無く、
同じ力で勝負ができる世界だと思っています。
筋力腕力では男性にはかないませんが、発想力や完成までのスピードなど、
女性がいくらでも活躍できるんです。
男性に勝とうという考えではなく、女性ならではの視点を大事にし、
一つ一つの仕事を完成させていこうと思っています。
今の私の夢は、【福田仁美というブランド】を確立させることです。
資格や役職を超えた個人ブランドです。
自分の夢を探せる会社で働けることはすごく幸せなことです。
遠い未来も、近い未来も、左右する“会社選び”ですので、
ここだ!
という会社を見つけるまで、諦めないで欲しいと思います。
【了】 m(_ _)m 最後まで、ご高覧いただき、ありがとうございました。