人気語学書作家の多岐川恵理さんに聴く! - キャリアプラン全般 - 専門家プロファイル

葉玉 義則
ニューボイスジャパン株式会社 代表者
キャリアカウンセラー

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閲覧数順 2016年12月09日更新

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人気語学書作家の多岐川恵理さんに聴く!

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誌上インタビュー
(写真左)最新刊「英語力の鍛え方」(ソーテック社)
(写真右)多岐川恵理さん 〔© K.福田〕


第4回のゲストは、英語のプロ、作家として、ライターや翻訳の世界で
ご活躍中の多岐川恵理さんをお迎えします。

オールアバウトへの相談の中でも、英語を生かしたキャリアに
関するものは多く、そういった方々にとって、今回の多岐川さんの
生き方、考え方は、大いに参考になるのではないかと思います。


ウェブサイト: Takigawa Online
http://www.transmedia-solutions.co.jp/

ブログ: 今日のコトバ by 多岐川恵理
http://blog.livedoor.jp/transmedia/

今、英語実用書ランキングのNO.1を独走中!
「英会話フレーズブック リアルな日常表現2900」

新著「英語力の鍛え方」(ソーテック社)


多岐川さんは、小さいころ英語が流れる玩具で夢中になって遊んだことで、
英語の「音」にとてもひかれたそうですが。

小さい頃の体験や経験って、大人としての歩みに、大きく影響するんですね。

上智短大英語科を卒業後、「日本人の多い名門校で埋もれるより、小規模な
無名校でトップをとろう!」と、米国の Plymouth State College(現University)
に編入学し、マーケティングを専攻。

Magna Cum Laude(成績優秀生)として卒業し、貿易会社やライセンス商社の
海外営業部門に勤務。

現在はライター、実務翻訳家として、幅広くご活躍中です。

今回は、そんな多岐川さんに、英語力を活かせる業界、企業へのアプローチの仕方、
“キャリアアップ”の方法や、英語との付き合い方などを伺いたいと思います。


> 葉玉

こんにちは。今回は、お忙しい中、ありがとうございます。

まずは、ご自身のこれまでのキャリアや現在のお仕事について、お聞かせください。


> 多岐川さん

初めて勤めた貿易会社では、海外の業者への発注や交渉を担当して
いました。ジャパンタイムズの求人広告を頼りに、経験者を募集して
いたところを無視して応募し、採用されました。

入社後に社長室で昔の自分の履歴書を発見すると、社長の字で
「明るい、とにかく明るい」と(笑)。
それだけで受かったようです。

興味がある職種なら、ダメもとで応募してみるといいと思います。
縁があれば受かります!

もともと、書くことは好きでした。
大台を前に多くの女性が揺れ動き始める28歳のとき、会社
勤めをしながらライタースクールへ一年通い、卒業と同時に転身。

学校なんてと“たたき上げ”の人は言いますが、コネなしで異業種に
飛び込むには、いい方法です。

初めての本「関係代名詞を使った英会話」(明日香出版)が出たのは、
出版社の廊下ですれ違った社長に、企画書を見せたいと声をかけたのが、
きっかけ。

実は、その時点では、企画なんて無かったのですが…。
やりたいことがあるなら、後にひけない状況を作ってしまうのが手です。

今は、語学書以外にもジャンルや媒体を問わず執筆し、契約書など
の翻訳もしています。

的確に言葉を置き換えていく翻訳は、自分自身で言葉を紡ぐ
ライティングにとって、いい刺激になっています。

最近は、企業内での英会話講座、英語を楽しんで学ぶための講演、
ラジオ出演など、喋る仕事がどんどん増えつつあります。

書くことも、話すことも、伝える努力、という点では同じ。

努力で面白い人間にはなれなくても、面白いものは努力で作れる、
と思って頑張ってます。


> 葉玉

オールアバウトでは、社会人になってからの海外留学(語学
留学)に関する質問も多く寄せられるんですが、
読者の方へのアドバイスをいただけますか。


> 多岐川さん

行けるなら、絶対に行くべきです。
すべてが完璧に揃う時期を待っていても駄目。どこかで思い切らないと。

「行けば喋れるようになる」は幻想なので、現地でも努力が必要ですが、
海外での経験は、語学に限らず大きな学びとなります。

現地で本場の英語を学ぼうと思ったのに、クラスメイトは訛りの強い
外国人ばかり…というのが、語学留学によくある現実。

大学が運営する語学学校を選ぶことで回避しましょう。
学部生の授業が聴講できたり、現地学生と交流する機会が多くあります。

“熱意”か“根気”。どちらかあれば、国内でも伸びるので、
行けない人も悲観しないでくださいね。できる場所で頑張ればいいのです。
現役通訳者にも海外在住経験のない人は多くいます。


> 葉玉

英語力を身につけたいけれど、なかなか先に進めない、、、
という方へ、何かアドバイスをいただけますか。


> 多岐川さん

英語なんて、できなくても生きていけます(笑)。

あくまでも自分が人生を大きく楽しむために学ぶものであると、
正しく把握するのが第一歩。

嫌々やるのはナンセンス。
学ぶこと自体を楽しまなくては続かない。

子どもとは違う、理解力、応用力、分析力、自由になるお金を持つ
大人ならではの学び方があります。

英語に親しみ、語彙を増やすには、英訳された人気コミックスやアニメ、
ドラマ、官能小説など、なんでも好きなものを利用しましょう。

雑多なデータから法則を見出す力に長けた子どもと違って、大人が
英語を理解する近道は文法です。
基礎だけでも、毛嫌いせずにおさえておくと、あとがとても楽です。

大人が英語を楽しく学ぶには?
出版されたばかりの「英語力の磨き方」(ソーテック社)は、その問いに
対する私の精一杯の答えです。手にとっていただければ嬉しいです。


> 葉玉

多岐川さんの目標や夢について、お聞かせください。


> 多岐川さん

従来の大人世代だけでなく、子ども達に楽しい学びの機会を提供する仕事も
していきたいです。

児童英語教師の資格取得など、その分野の研究を現在深めています。
学生向け、母親向けの講演やセミナーの依頼も増えてきました。

かつて仕事は自己表現の手段でしたが、近頃は自分を取り巻く世界への貢献度を
真っ先に考えるようになっています。

私の本や言葉がきっかけで、英語との幸せな出会い、再会を果たす人が、
一人でも増えることが喜びです。


> 葉玉

本日は、お忙しい中、ありがとうございました。

最後に、転職やキャリア形成に悩むオールアバウト読者の方へ、
多岐川さんからの応援メッセージをお願いします。


> 多岐川さん

日常生活で楽しみ、興味を引かれることや、周りの人たちの何気ない言葉
の中に、あなたに向く仕事のヒントが必ずあります。

「自分の仕事には意味がある」という信念が持てれば、つらい壁も乗り越え
られるもの。頑張っていきましょう。



【了】m(_ _)m 最後まで、ご高覧いただき、ありがとうございました。