前回のコラムの流れから、今回は「違和感」というものは何から生まれるのか?というお話しを・・・。
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この「違和感」というものは、人間の本能であると申し上げて良いでしょう。
つまり「第6感」というヤツですね。☆彡
この能力は、本当は元々人間に備わっているものなのですが、感性が眠った状態ですと「発揮されない」という事が起きて参ります。(^^;
この感性の眼が起きていないと、
大事な事を見落として、完全に素通りしてしまい「気付けない」か、
もしくは、実は最初にちゃんと「・・・ん?」と違和感を感じてはいるものの、
「いや、そんな事は無い」とか、又は相手の口上手な説明に呑まれて「そうなのかな・・・?」と、自らの感覚を「頭で打ち消して」しまわれたり致します。《゚Д゚》!!
きっと世の中は(特に日本人の方は、お人好しの方が多いので)、そういう方が大半ではないかと私は感じております。
でも、ちょっと視点を変えて逆からこれを観てみれば、「ご自分の感覚を信じていない」事にも通じているのですが・・・。(; ̄O ̄)
実は人間は皆、「意図して作られたもの」や「操作されたもの」には、どこかでちゃんと違和感を感じているものですが、それは何故でしょう?
それは、そういう「違和感」の裏には必ず存在する、「作られたものから生じる不自然さ」というものを、人は「第6感」として、肌で感じているからなのです。
そういうものには、自然が生み出す「エネルギーの流れ」がありません。
「意図して操作し作られたもの」「意図して捻じ曲げられたもの」には、必ず自然では無い「エネルギーの停滞」というものが生じて参ります。
人間の本能は、そこを敏感に反応・感応するものなのです。☆彡
所で皆様、この「第6感」とか、良く言われる「虫の知らせ」などは、「一体何が伝えてくれているのか!?」と、お思いになったり、不思議に思われたりされませんか?
それは「目に見えないエネルギー」が伝えてくれているのです。《゚Д゚》☆彡
或る方は、それを「波動」と表現し、
或る方は、これを「氣」と表現されます。
又、霊能者の方曰く、「それは、どの方にも必ず付いていらっしゃる、その人を守る指導霊や守護霊の働き」と申されます。《゚Д゚》☆彡
(「人間は、"人の見ていない所でやればバレない" と思って行動しているが、後ろの守護霊さん同士には、全て筒抜けで、全部を見ておられるので、バレバレ」なのだそうです。(笑) )
表現は違っても、「これは皆さん、同じものを指していらっしゃる」のだと私は感じています。
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昔の方は、この様に「目に見えないエネルギー」に対して敏感な (=感性の眼が開いた) 方が多かったので、「お天道様 (目に見えないエネルギー体) が見ている」と表現されておられたのでしょうね~。(^^ ☼
だから現代の様に「人が見ていなければ、何をしても良い」「人にバレなければ、例え嘘をついても自分の欲しいものを手に入れる」という、表面の体裁だけを取り繕う様な事をするのは「恥」だという捉え方やモラルが、社会や人々の中で有りました。_(_^_)_
現代は、多くの人の心が病んでいて、「 "何も感じない" という心の病い」とも言える、「感性の鈍った」人達で溢れているのが、この日本です。( ; _ ; )
昔は、少なくとも今ほどは、「良心を見失う」「モラルを欠く」という人が、こんなに多くは無かった様に私は感じます。(; ̄O ̄)
昔の日本人の方々が、初めて日本を訪れた外国人の方々から「美しい」と感動され尊敬されたのは、一体何からだったのかと言うと、私は「目に見えないものを敬う」という精神性と心からだった様に思います。☆彡
そういう、ご自分を戒める心=良心や誇りというものを失った日本人が生み出す「虚偽・虚構」の世界が、呼吸の詰まる様な「違和感」というものを生み出している訳なのですが、
病んだ社会の中で、云わば「洗脳」されて育った人達は、その事にすら気付けない。
それが、今の世の中なのかもしれません。
☆_(_☆_)_☆
こういう空の色合い・・・、とても好きかも♫
このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年