こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
不思議に思われるかもしれませんが、世の中には
「愛されてんだか、愛されてないんだかわかんない」
という状況に安心する人がいます。
誠実な愛よりも、気まぐれな愛の方がなぜか落ち着くんです。
「この先もきっと変わらぬ愛を注いでくれるだろう」
と予測できるような相手よりも、昨日は愛してくれたのに今日は冷たく拒絶するという天国と地獄を行ったり来たりするような、先の見えない相手の方に魅力を感じてしまうんです。
「これ、私そのものだわ」
と思われた方、小さな子どもだった頃を振り返ってみてください。
あなたの親御さんは、優しく、暖かい愛情であなたを包みこんでくれました。
でも、その愛はとても気まぐれで、たった今優しく微笑みかけてくれていたのに、次の瞬間は怒り出すという予測のつかない接し方ではありませんでしたか?
同じことをしても、昨日は褒められたのに、今日は怒られたなんて覚えはないでしょうか?
子どもは
「親がしてくれたこと=愛情」
と思い込んでしまうことが多々あります。
ですから、あなたにとって愛情というのは、気まぐれで、予測のつかないものなのかもしれません。
そうすると、自分に気まぐれな愛情を注ぐ相手を求めてしまうようになるんです。
だから結婚してからも、穏やかな愛を育むのではなく、まるで絶叫マシーンのようなスリルを二人の関係に持ち込みたくなってしまうんです。
もし、とても誠実な愛情を注いでくれる人とご縁があったとしても、物足りなかったり、落ち着かなかったりするだろうと思います。
だって、それは、あなたが知っている愛じゃないから。
だからついケンカをふっかけてしまうんです。
別れる気なんてさらさらないのに、別れを切り出してしまうんです。
そうやって自分たちの関係が危うくなると、ようやくあなたは落ち着きます。
これこそが、あなたにとっての愛だから。
自分に自信がなくて、相手の愛情を確かめるために同じことをする人もいます。
「こんな酷いことする私でも、嫌いにならない?」
って確認して、安心したいんですよね。
もしこれまでカウンセリングやセラピーを受ける機会があったとしたら
「あなたには魅力や価値があることを受け入れてくださいね」
なんて言われたかもしれませんね。
「確かに自信満々ではないけれど、それはなんかちょっとしっくり来ない・・・」
そんな感じがしてたかもしれません。
もしそうなら、あなたにとって愛だと思っているものがどんなものなのかを知ろうとしてみてください。
そして、あなたが手に入れたい愛について思いを馳せる時間も作ってみるといいでしょう。
二つの愛に大きなギャップがあることに気づいたら、親との間で負った傷を癒すことにチャレンジしてみましょう。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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