Tea time コラム(私の好きなメッセージ)③ - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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Tea time コラム(私の好きなメッセージ)③

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「人生の成功」の定義 

 

 

 

アメリカの初等教育において、

かならず子供たちに教える言葉があります。

 

 

Define  Your  own  success.

あなた自身の「成功」を定義しなさい。

 

 

この言葉を聞くとき、

我々は、気がつきます。

 

 

世に溢れる「勝者」や「勝ち組」という言葉の中で、

自分自身が定めた「成功」の基準ではなく、

社会通念が定めた「成功」の基準によって、

無意識に、人生の道を選んでいく。

 

 

その我々の姿に、気がつきます。

 

 

しかし、そのことに気がつき、

自分自身の「成功」を定義しようとするとき、

我々は、しばしば、

さらに深い問題に突き当たります。

 

 

自分が本当に求めているものが、分からない。

 

 

それゆえ、アメリカの初等教育においては、

先ほどの言葉とともに、

かならず、

もう一つの言葉を教えるのでしょう。

 

 

Find  your  own  uniqueness.

あなた自身の「個性」を発見しなさい。

 

 

すべては、深い「自己探求」から始まる。

 

この二つの言葉は、

そのことを教えてくれるのです。

 

 

 

(※「自分であり続けるために」田坂広志 著 より)

 

 

 

 

アメリカは初等教育で、もうすでにこの様な哲学的な事を子供自身に考えさせるのですねぇ!《゚Д゚》☆彡

そう言えば以前、アメリカの小学生の授業の中には、

 

例えば「今の政治について、新聞を読んで来る様に」と教師が伝え、次の日にはそれを読んで来た子供達同士で政治に付いて語り合い、それぞれの意見をお互いにディスカッションさせる授業があるというのを聞いた事があります。

 

子供の時から個性を尊重する教育がなされ、又この様な「自分で考えさせる」授業が、大事な "右脳" を働かせる事に繋がっている様に思います。

 

だからアメリカの子供達には、エネルギッシュな子供が多いのかもしれません。

 

 

 

人から与えてもらって覚えた事は上手にこなせても、

自分から何か新しいものを生み出したり、独自で何かを考えつく事に繋がる様な教育は、今の日本では大変乏しい様に私は思えます。

 

 

 

 

 

(これは私の家の台所に飾られている、私の好きな Sara  Midda という方の作品です♫)

 

 

 

 

 

 

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カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年