マンション投資にサラリーマンは向かない？？【その２１】

■投資マンションは売れているのか？？？

先日、大阪の投資マンションの売却案件で売買の決済があった。

このところ、東京だけではなく大阪圏でも、投資用の不動産は上がりぎみようだ。

ただ、東京２３区と比べると、賃料の相場や周辺環境など大きな違いがあるのも事実。

どうしても、賃料は東京の方が高めである。

今までは賃料の下落傾向にあった大阪圏。

この状況で不動産の価格や賃料の上昇が見込めるのだろか？

大阪圏での投資用の不動産購入には、十分な検討が必要かもしれない。

特に、このエリアに居住していれば、この住所地がどういう環境で将来性に見込みがあるか把握できる。

しかしながら、不動産業者から勧められる案件はいいことしか聞かされない。

彼らは売ってナンボの世界。

ある意味、当然な話だが、購入するものにとってはどれが正しい話がはわからない。

そのため、購入するものには業者の話が買う際には大きく影響するものだ。

利回りや収支計画もポイントだが、買った物件はいつどうすべきなのか？

そういった提案はあまり聞かれない。

例えば、

ローンの返済期間の３０年間、ずっと所有していた方がいいのか、

それとも、数年間、賃料を稼いで、タイミングよく売った方がいいのか、

など、

実はだれも教えてくれない。

業者は目先の利益があるかどうかなど、近視眼的な見方しか教えてくれない。

購入後に起こりうる管理費などの維持経費の増額や修繕の高額負担、入居率の悪化からくる賃料の下落など、長期的な見方は避けて通りがちだ。

仮に、そんなことを契約前に話をすれば、契約が決まらない場合もあり、あえて琴線に触れることはしない。

大阪駅にできた伊勢丹やあべのハルカスなど、できて早々に改装などの話が出ている。

予想外に売り上げが減少すると、こうした結果になる。

こうした商圏の傾向は、不動産にも当てはまる場合が多いので注意が必要であろう。

投資用の不動産はインフレ傾向。

いい場所の物件は売り物が減少しているのも事実である。

そのため、多少、適正な収支条件を満たさなくても、売り物として紹介をしていくのが業者である。

なぜかって？？

それは、彼らが不動産業者であり、売るのが仕事。

投資用の不動産購入は業者への信頼もあるが、自身での見極めができないといけない。

自身での見極めができないのであれば、購入をやめるかプロのアドバイスを聞くべきだろう。

■投資用不動産の購入・売却に関するお悩み個別相談　受付中！

詳しくはこちら

■お問い合わせはこちら

アネシスプランニング（株）

電話：03-6202-7622

メール：info@anesisplan.co.jp