「売上を伸ばし続ける店長」がしているPDCAのまわし方:その5 - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松下 雅憲
株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
東京都
店長育成・販売促進ナビゲーター

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対象:人材育成

松下 雅憲
(店長育成・販売促進ナビゲーター)

閲覧数順 2016年12月03日更新

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「売上を伸ばし続ける店長」がしているPDCAのまわし方:その5

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第1章:なぜPDCAがうまくまわらないのか・・・・PDCAの問題点と改善策
③PDCAを廻す邪魔をしている犯人は誰だ?

「計画を立てても、意味ないですよ。結局、本社から別の指示が突然来るし、年度末になって評価されるのは、計画通りにやったかどうかではなくって、売上をいくら伸ばしたか、ですもんね。」

M部長が、PDCAを廻して、しっかりとした成果を上げるためには「計画」が重要だ、という話をし始めると、ひとりの店長が、ちょっとしらけた顔をしながら、こう言ったのです。

そもそも経営者自身は、一般的には、「店長がPDCAを正しく理解し、しっかりとした計画を立ててそれを実行して行ってくれたら、お客様の満足も高まり、売上げも利益も増えていく」と考えています。なので、本当はじっくりと計画を実行していって欲しいと考えているのです。しかし、その想いとは別に、本社の社員や店舗担当者は、「売上はどうなってる?」、「顧客満足度はどうなってる?」と、店長に対して、頻繁に状況確認をし、少し状況が悪いと、矢継ぎ早に指示をしてしまうのが会社という組織の常なのです。

社長も、店の状態や売上が心配・・・部長も同じように心配、販売促進部も心配、直属の上司であるエリアマネジャーも心配・・・で、「これやって」「あれやって」「これどうなってる?」「あれは?」・・・こうやって、みんなで店長を追い込んでいきます。

店長からすれば、「絶好調の時」は気が楽ですが、「そうは、いつもいつも良い時ばかりではない」のです。不調の際は、「いいわけ」を用意しておかないと、許してもらえません。エリアマネジャーとしても、状況を正確に把握しておかないと、部長に説明が出来ません。部長も、幹部会議で社長に叱られてしまいます。これが現実です。

そして、「あれをやろう」「これをやろう」と、本社は考え、新たな指示が店長に届くのです・・・そしてそして・・・

また、さらに、年度末になって、店長の業績評価をするときには、「誰に何をどうやった結果、どれくらい目論見に対して業績が向上したか?」なんて、プロセスをベースにして評価はしてくれません。「売れたか?」「儲かったか?」しか見ないのです。もちろん、プロセスを非常に大切にしている会社もあります。「お客様の満足度は向上したのか?」「従業員満足度はどうなっているのか?」と、「ひと」に着目している企業、チェーン店もあります。しかし、残念ながらそう言う企業でも、それが「売上」「利益」にどう結びつくのかが現場で理解されていないところは、「お客様満足度を高める」「従業員満足度を高める」ことが、ゴールになってしまっているのです。これでは、PDCAを廻しているとは到底言える状態ではありません。

PDCAを廻すのは、なにも「店長」だけではありません。本社も経営者も、一緒になってPDCAを廻すのです。だからこそ、店長は「地に足着けて日々の店舗運営」が出来るのです。正しいPDCAは、業績の評価もサイクルの中に組み込んでいます。「店長が行動したことで何がどうなったのか?」が評価されるようになっています。単に環境が変わって、偶然売上げが上がっても、逆に、急激な環境変化があって売上が下がっても、それを店長ひとりのせいにはしないのが、正しいPDCAです。

正しくPDCAを廻していると、調子が悪いときでも「いいわけ」などを考えずに「対策」に目を向けることが出来る様になります。PDCAの基本にもどれば、その「対策」は必ず見えてくるからです。

正しくPDCAを廻せば、上司も本社も、店がなにをしてどうなっているのかを常に把握することが出来ます。社長も慌てたり、イライラしたりする必要が無くなるのです。

PDCAが廻らなくなる原因・・・・

それは、「状況が把握出来ていない事への不安」です。
POSだけではなく、戦略と戦術がどの様に動いているか、がすぐわかる様な仕組みを持っていれば、「不安を打ち消すためのリアクション」など不要になります。

さて、明日は、PDCAが、シンプルで楽しいものになるためのコツを少しお話致しましょう。
ではまた明日。

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