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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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ここのサイトをご覧になる皆様のご年齢は、お若い方からシニア世代まで様々ではないかと思いますが、どのお方もきっと生きておられる中で様々な悩み・葛藤・苦しみを味わった事のない方はいらっしゃらないのではないかと思います。(勿論私もその中の一人です)

 

今日のお話しは、半世紀以上生きて来た(・・・と、自ら年齢を暴露!?(笑))自分の人生の体験の中から観えた人生の "苦しみ" に付いてお話ししてみようと思います。

 

苦しみを感じる時に自分の中にどういうものがあるかというと 怒り・葛藤・嫉妬・罪悪感・劣等感・悲しみ・落ち込み・無感覚等が挙げられると思います。そしてその悩みの理由のナンバーワンに挙げられるのが、人間関係ではないでしょうか?(お仕事での悩みも人間が関わっていますから・・・)

 

 

ちなみに私が語る心理学的なものは "全ては繋がっていて一つである" というものの観方がベースになっています。

 

自分に起きる事の原因を、人間は自分の外に有ると思ってしまうのですが、本当はそうではなくて、自分の人生で起きて来る事の原因は全て自分にあるという捉え方です。

 

そう言うと、きっと多くの方が嫌~~~な気持ちになる事でしょう。何故なら私も最初はそうだったからです。(笑)

 

どうしても因果や因果応報(必ず原因があって、その原因に見合った結果がある=結果が先という事はない)と言うと、皆さんネガティブな印象を持たれてしまう方が多いのですが、"因" には悪い事だけではなく良い事もあるのですから、皆様が落ち込んだり嫌なお気持ちになる事は必要ないのです。(どうか身構えず!?ご安心を♪(笑))

 

 

ちなみに私はこの "自分に起こる事の原因は自分にある" という、自分に自己責任を持つ=他人や何かのせいにしないという考えがとても好きです。つまりどんなお方も相手は自分の鏡であり、自分の内面を映し出してくれる先生だという事ですね。

 

皆がお互いにそのベースを心に持てれば、ご自分にも、又ご自分以外の方に対しても敬意を持てます。そしてそこには親とか子供とか、上司とか部下とか、先生とか生徒とか、男女の差とか、年上・年下などの枠は存在しません。

 

もしこの世の中の方達がお互いにそういう思いを持つ事ができましたら、どんな人間関係でもご自分とお相手に対して思いやりを持てる様になれて、競争や争いなどは起きなくなる事でしょう。

 

因果(=自己責任)とは忌み嫌うものでは決してありません。(笑)

 

逆に考えたら、自分の人生の幸せへの鍵は自分で握っているのですから、いつだって自分で修正・開拓して行けるという事なのですから・・・!そして先ほども申しました様に、因果には良い事も含まれています。そう考えると楽しい事にも活用できるのがこの法則です。(^^♪

 

 

ご自分が幸せになりたいと思えば、ご自分自身をまず愛して差し上げる事から始まります。

まず根にそのベースを持たなければなりません。それは鉄則です!(笑)人間の中と外は一緒なのですから、ご自分を愛せない人は、他人を愛する事はできないのです。

 

 

もし真実のご自分にお気づきになれば、その苦しみの原因となっているものもご自身で判り、自然と自分を苦しめていたものから解放されて参ります。

 

その真実のご自身を知る作業に欠かせないのが、先日もお伝えした "内観(静かに自分の感情のありのままを観察する事)" という作業です。

 

 

「内観!?私には忙しくてそんな時間はない!」と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、内観というのはわざわざ特別な時間を作らなくても、忙しい中でも、いつでもどこでもできる作業です。

 

 

内観とは、ご自分の感情に呑まれず(感情は自分自身ではないという事を知る事)、ただ本当のご自分に気付いている事。

 

 

これを常に実践できましたら、外に起きて来る出来事や他人を観る眼に変化が訪れ(=因)、自ずと苦しみは軽減(=果)される事でしょう。(^^♪

 

 

 

 

 

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カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年