- 松永 隆文
- Qull一級建築士事務所
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
足立区で進行中の「竹ノ塚アパートメント R-STYLE-1st R-STYLE-2nd」。
現場は、外壁工事の真っ最中!!!
顔となる正面の外壁は、繋ぎ目も目地も無い、無地でフラットな面に、テクスチャーのある仕上げ材によるデザインとしています。...
それを現実化するためには、今回「大壁工法」を採用しました。
通常、フラットに仕上げるには、モルタルで塗ることが多いのですが、やはりクラックや光に当たったときの凸凹感、通気工法に手間などが掛かってしまうことが問題となる。
「大壁工法」の施工方法は一般のサイディングと同じなのですが、繋ぎ目やコーキング部を目地処理してしまうので、無地で綺麗なフラット面がつくれます。
目地処理を行う為、テクスチャーの少ないフラットな仕上げ材には適しませんが、今回のような、表情のあるテクスチャーでのデザインには、最高な工法なのです。
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