- 恵良 健太郎
- 恵良税理士事務所 所長
- 東京都
- 税理士・公認会計士
対象:会計・経理
起業したいとは思っても、本当にうまくいくのか不安で、
なかなか次の一歩が踏み出せないという方は多いと思います。
私、管理人自身ももともとはサラリーマンだったわけで、
入社年次が上がればスキルやノウハウもどんどん身に付いていき、
独立してもやっていけるという自信がだんだん出てくるのですが、
その一方で会社員としてやっていけることと
起業家としてやっていけることは違うなどといった
不安も多く思ってしまいます。
この、やっていける、やっていけないということを考え続けた
結果として起業の計画を練っていくのもいいのですが、
まずは一息ついて会社名をどうするかということを考えてみる
というのはいかがでしょうか。
会社名を考えるだけだったら何にも損失はないわけですし、
起業した後の不安なども不思議と吹っ飛んでしまいます。
いろんな案を考えているうちに、ひょっとしたらやれるかも、
起業して成功するかも、といった前向きな気持ちも生まれてきて、
新しいビジネスアイデアも生まれるかもしれません。
ちなみに、会社名を決めるうえで類似商号などの
一定のルールがあるということは
色々な起業本に書かれていることですが、
最近のトピックスとして、インターネットでの検索エンジンの
検索結果はどうかということが非常に重要なものとなっています。
というのも、起業後に名刺交換することは多々あるのですが、
その交換して気になった人に対してはまずネットで検索する
というのを皆さんよくおこなっております。
すでに似たような名前で有名な会社があれば、
SEO対策(=検索エンジン対策)上不利になることもありますし、
何より同じ名前の会社が事件などを起こしていたら、
名刺交換した有望な見込顧客に勘違いされることもあるかもしれません。
また、最近は検索すると意図せず画像がでてくることも
あるかと思いますが、考えついた会社名で検索すると
ネガティブなイメージの画像が表示されるということもありえます。
昔と違ってインターネットのある生活が当たり前になると、
同じ会社名を考えるということに対しても、
気をつけないといけない点が変わってくるということですね。
起業してしまえば、当初の不安や悩みなど小さなことだった
ということに気付き、
当初の事業計画なども柔軟に軌道修正が可能なのなのですが、
会社名だけなかなか変更するのも大変なので、
起業前からちゃんと考えておいてもよいかもしれませんね。