一番のり戦略の功罪、 光と影 #1 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

山藤 惠三
有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
東京都
クリエイティブディレクター

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対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
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(経営コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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一番のり戦略の功罪、 光と影 #1

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ベンチャー経営術、イマ〜戦略系。 ブランドに仕組まれた罪
iPhoneが発売されましたね、
原宿のソフトバンクショップには、長蛇の列ができました、
使い勝手のほうは''賛否両論''あるようですが、
個人的には、もう少し様子を見てから考えようかな?
と思っています。

こんにちは、山藤(サンドウ)です。

今回は、一番のり戦略の功罪として、
ナンバーワン企業が、オンリーワン企業か?

と、ちょっと強引ですが、こじつけつつ書いてみたいと思います。

東芝が世界に先駆けて、''HD−DVDプレーヤー''を発表してから、はや2年、
今年の2月に撤退を発表しました。

エレクトロニクス業界の「一番乗り戦略」が失敗した例です。



古くは、日清食品のカップヌードル、
トヨタ自動車の「ハイブリッド自動車「プリウス」など、
アップルコンピュータの「iPOD」などもそうですね。


次世代DVD規格争いに勝利したSONY、松下連合のほうはどうでしょうか?

特にSONYは、



ハリウッド映画会社の「コロンビア・ピクチャーズ」を買収して、
ハリウッドに足がかりをつけていた点、
最近では、ソニーピクチャーズの「スパイダーマン」シリーズで大成功を収めています。


その後、
出井社長から、外国人である「ハワード・ストリンガー」氏に代表取締役を委譲しました。
彼は、アメリカやEUのみならず、ハリウッド人脈にも強いというウワサがあります。

先ほどの「スパイダーマン」シリーズの大成功を導いたのも、
ハワード・ストリンガー氏であることも決め手となったはずです。

そのほか、表には出てきませんが、イロイロな経営戦略が、
SONYの''ブランディング化''を世界中で勝利を導いたのではないか?
と思います。

ハリウッド映画は、当たり外れが多く、ビジネスはギャンブルだ!
とよく言われていますが、
それでも、1本当たれば、莫大な金額が流れ込んでくるのも事実です。


実際、一番乗り戦略は、はたして良いのでしょうか?

次回につづきます。


ソニーの映画会社:ソニーピクチャーズ

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