- 池田 弘司
- ひめじいけだドットコム 代表
- 兵庫県
- 生命保険アドバイザー・ITコンサルタント
対象:家計・ライフプラン
この手を話題はなかなかつきないようで、実に奥深いですね。
人って何に対してお金を使うか? といいますと、ほとんどの場合、
自分にとって心地の良いもの
ではないでしょうか。
それは 【食べること】 であったり 【身につけるもの】 であったり、
実に様々です。
その反面、心地よくないものは、【税金を払う】【保険料を払う】【預貯金をする】
といった、
- 直接自分に返ってこないもの
- 返ってくるかどうかわからないもの
- 返ってくるけどかなり先の話
など、我慢を強いられ不満に感じやすいものです。
しかし、それが自分の将来のためと分かっていても、なかなか出来ないものです。
こんな実験があります。
保育園児の目の前のお皿におやつが入っています。
先生が少し離れている10分間、我慢することができたら、もう1皿もらえます。
しかし、ほとんどの園児は、待つことが出来ずに手をつけてしまいました。
またこんな実験も…
ここに1万円があります。
今、1万円をあげることができますが、1年後なら1万1000円であげることができます。
どちらを選びますか?
ほとんどの方は、目先の1万円を選びます。
待てば金利10%でお金が増えているにもかかわらず、です。
今の金利は0.03%などですから、かなりの高金利です。
つまり、人は目先のことを優先しがちなのです。
確かに目先も大事ですが、それだけではだめなんですね。
長期的なことを見据えた上で、目先を頑張ることが大事です。
つまり、収入からまず将来のための積み立て 【保険】【預貯金】をしてから、
日常生活に関わることに支出し、余剰したものはその他の方法で殖やすことを考えるのが、
最もリスクが少ないのではないでしょうか。
強制的に積み立てに回してこそ、今まで【理由付けしてまで支出してきた】事柄に関して、
ムダな支出と認識できるものと思います。
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