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リノベーションを中心にデザインしていた時代・・・

2014-04-07 06:00

足早に2日間で～私の湘南人生の20年を簡潔にご紹介させて頂きましたが・・・
そこで培われたモノが次のステップに行く準備の時間であったことが自然の流れから必然的に始まっていたと思います。　　　　　　　　　　

今回少しだけお見せいたしました「Spajio Biancoha 36/45」のファッション感性溢れる家具はどの様にして生まれて来たかについて・・・・・・・・
少しだけ前段階からお話ししたいと思います。

今を遡ること約10年前位よりリノベーションやリフォームと言われる業界に
「悪徳リフォーム」という輩が侵入しはじめて来ました。
金儲けだけの為に一部悪質な会社がイージーに建築業界に侵入して来ました。

当時はまるで建築業界全体を占めている様なマスコミの取り上げ方で頻繁に日々のニュースに取り上げられていた時期がありました。
その後は業界全体としてモラルハザードと言う「法整備」が進み鎮静化しました。

次に起こった問題が業界に激震とも言える「顧客のモラル低下」の問題でした。
社会的に悪徳視されたことで、「悪いのは絶対的工事会社」と一方的に決めつけて
無理難題の難癖をつけて「価格を値切る」的な顧客が増えて行ったと言う事です。
どちらにとっても有意義では無い不毛の時代だったと思います。

そんな中でリノベーションからシフトした結果が今日に繋がって行きました。
仕事の中心は「建具」と「家具」を中心にデザインの活動場所を移しました。
家具は神戸の「芦屋マダム」や東京の「シロガネーゼ」と言われるマダム達。
カリスママダムの中心的存在へと様子を変えていった時代でした。

　　
　　写真は当時の「マダム」達が競って注文頂いた家具のスタイリングです。

　　奥に見えるテレビが収納台の「マントルピース・コンソール」です。