その結果、
2005年度の生活費の額は4万2700円で
1986年度の調査以来最低の結果とのこと。
仕送りだけで生活した場合、一日の生活費は1423円。
学校に通う交通費と食事代だけでも不足する額です。
過去のデータを調べてみると、
1995年度の6万8200円をピークに年々減少しているのがわかります。
企業業績は回復しているものの、
学生を持つ家庭の収入までは回復しておらず、
仕送りも大幅に減り経済的負担が親・学生とも
重くのしかかっていることが伺えます。
以前のメルマガでもご紹介しましたが、
アルバイトのため繁華街のあるターミナル駅近くに住む学生が
以前と比べ増えているのもこうした背景があります。
話はそれますが、最近学生街に古くからある居酒屋の廃業が多いそうです。
ワタミなど大型チェーン店に押されているという面もあるようですが、
主な理由は、「大学生がお酒を外で飲まなくなった」ことのようです。
学生の酒量自体も減っているのでしょうが、
飲食代を節約しているのが響いているようです。
近年賃料の下落が続いています。
あくまで感覚的な数字ですが、
全体的にはここ2〜3年で1〜2割下落している印象です。
供給過剰に加え、所得水準の低下により
この傾向には当分歯止めがかかりそうにない気がしています。
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