新人店長は「他力本願言葉」を使ってはいけない - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松下 雅憲
株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
東京都
店長育成・販売促進ナビゲーター

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対象:人材育成

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新人店長は「他力本願言葉」を使ってはいけない

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「上司がわかってくれないんです。」
「彼らにはこのことに関心が無いんです。」
「あいつには愛が無いよな~」
「上司は私を全然評価してくれない・・・」

「~してくれない・・・」「~がない・・・」と言う言葉、よく使いますよね。
私もついつい使ってしまう言葉です。

しかし、この言葉って、よ~く考えてみれば「相手に責任を押しつけて」いるか、「相手に依存している」言葉なんですよね。つまり、「自分の責任を相手(もしくは他人)に押しつけている言葉」なのです。

「わかってくれないのは上司のせい」
「関心が無いのは彼らの問題」
「愛が無いのはあいつが悪い」
「私が評価されないのは上司が悪い」

そう言う風に思っているんですよね。
でも、本当に相手は、そうなんでしょうか?

「本当に上司はわかってくれていない」のでしょうか?
「本当に彼らには関心が無い」のでしょうか?
「本当にあいつには愛が無い」のでしょうか?
「本当に上司はあなたを評価していない」のでしょうか?

本当のところをキチンと確認もしないで、思い込んで決めていませんか?
さらに、なぜ自分で、

「上司にわかってもらえるようにもっと伝え方を工夫しよう」
「彼らに関心を持ってもらえるように表現や告知方法を変えてみよう」
「彼に愛情を持ってもらえるように態度を変えよう」
「評価してもらえるようにもっと具体的に成果を表現しよう」
とは思わないのでしょうか?

相手のせい、相手の問題にしている内は、何も解決しません。
相手がそう思っていると決めつけていては、何も解決しません。
自分が、行動を起こし相手に正確に伝えない限り、何も解決しません。
たとえ、相手に問題があったとしても、それを非難している間は、何も解決しないのです。

私たちは、自分が傷つくのを恐れます。
普段「他人のせいにしてはいけない。それは他責病だ!」と言うひとでも、「あいつはこういう奴だ」「関心が無い」「愛がない」と、相手のせいにする言葉を言ったり、自分には問題が無い様な言い方をしたりします。

こんな事を言っている私も、ついつい言ってしまいます。
でも、こんな事を言っている間は何も解決しないのです。
だから、私たちは「~してくれない」「~がない」「あいつはこういう奴だ」と言った瞬間に、「あ、自分は他人のせいにしている」と気づくようにしたいですね。

今度私は、こう言うことを言ったら、イエ ローカードを下さいね!

 

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