今は大企業を中心に社内で内部監査などを実施して
自主的な点検を行っていますが、
あくまでも社内の規定や法令に反していないかなどの
形式的なものが多いのも事実です。
税務調査は、会社の税務申告の適正さを
チェックするためのものです。
その際には、売上の計上漏れはないか、
経費の架空計上はないかなど、
多くのチェック項目があります。
不自然な取引はないか、取引形態や金額の多寡も
重要なチェックポイントになります。
社内検査では、限られた時間や人材で行うので、
そこまでチェックしきれないのが現実です。
税務調査や金融庁検査で思わぬ事態が発覚することは
企業としてもダメージは大きいかと思います。
それゆえ、社外の調査や検査は重要な意味があるのかと思います。
このコラムの執筆専門家
- 大黒たかのり
- (東京都 / 税理士)
- 大手町会計事務所 代表税理士
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