- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
黒門市場で、親指の先ほどのふきのとうを見つけました。
こんなに小さいのはあまり見たことがありません。
子供時代は実家付近にたくさん生えていて、なるべく小さいのを採って帰ったものです。母が蕗味噌にし、祖父が喜んで食べていましたが、子供にはムリ。
栽培するとこんなに小さいのか、と感心しました。
天ぷらにして、料理講座で添えに使うことにしました。
フランス料理にふきのとうはないと思いますが、テンプラ自体は料理のタイトルtempuraとして、そろそろ通じるので、OKということにしましょう(ようするに、食べたい)。
卵白でメレンゲを作り、ふわっとさせた衣とピーナツオイルを使って、天ぷらにしました。
一口で噛むと、苦みが小気味よく広がります。
おおぉ、苦い!
いよいよ春です。
ちなみにフランス語にも「ふきのとうPétasite du Japon」を発見しました。「日本のペタソス(古ギリシャのつば広の帽子)」という意味だそう。フランスのいったいどこで買えるのでしょう!?