新人店長は「目的と目標と手段」の違いを理解しよう - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松下 雅憲
株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
東京都
店長育成・販売促進ナビゲーター

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対象:人材育成

中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月10日更新

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新人店長は「目的と目標と手段」の違いを理解しよう

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「そもそも、それは何の為にやるのですか?」

会議やミーティングで、こういう鋭いひと言を聞いたことはありませんか?この言葉は、指示や提案をしているひとがその「目的」を説明せずに、「とにかくやった方が良い」「やるべきなんだ」「やろうよ~」と、実行そのものだけを促しているときによく出てきます。実は、この言葉が出る会社って業績がいいんです。

指示や提案をしているひとは、このことを実行すればとてもいいことがあることを知っています。見たか聴いたか実感したかはわかりませんが、とにかくそれをすると何かしらの効果があるのでしょう。でも、それを薦められた側にはそれがどんなにいいのかはわかりません。指示提案側とそれを受ける側に、強力な信頼関係があれば「目的」が見えなくても行動に移ることはあるかも知れません。しかし、多くの場合、「目的」が見えないと行動は出来ないのです。

では、「目標」がある場合はどうでしょうか?「お客様の満足度を高めよう!だからこれをやろう!」と「目標」を掲げて実行を促す場合があります。これはけっこう多いですよね。この場合、上下関係があったりすると、無理矢理でも行動に移らざるを得ないですよね。

では、「目的」と「目標」を明確にして、指示提案をするとどうでしょう。「お客様の満足度をもっと高めましょう。その為には、買って頂いたときの満足だけではなく、明日も明後日も、うちの商品を使うたびに満足して頂く必要があります。だからこそ、お客様がまたこの店でお買い物をしたくなる気持ちになるのです。では、お客様の満足感が長く続くための作戦を今から伝えますね。」このように、満足度を高めるという「目標」と、またご来店頂くためという「目的」と、長く満足が続くために行う作戦(手段)を関連性を持って伝えると、行動する意欲が高まると思いませんか?

あなたが、部下の提案を受け入れて実行に移すときも同じです。部下の提案は「手段」を提案してくることが多いのです。上司が部下に指示をするのと同じで、自分では「ゴール」と「目的」のイメージがあるのです。しかし、それは口にしないで「手段」だけを訴えてきます。そんな時、あなたはこう聴いて下さい。

「面白いね。で、それを実行するとどんなことになるんだい?どんな良いことが起こるのかな?」
と「目的」を聴きます。そして、
「なるほど。では、そうなるためには、それを実行して何が達成されなきゃならないんだろう?」
と、「数値目標」を聴くのです。すると、「手段」の提案がより具体的になってきます。

部下の提案にしろ、あなたの指示にしろ、納得して動くのとただ動くのとには成功率に大きな違いが生まれます。もちろん、納得して動く方が良いのです。それには、「目的」と「目標」が明確であることが大切なのです。これがあるからこそ「手段」がより具体的になってくるのです。

私が顧問契約をしている会社で、仕事の優先順位が決められなくていつもパニックになって悩んでいる若手社員がいました。彼はいつも悩んでいるだけですので実際の仕事は一向に進みません。私が、その社員の実行力を上げるためにまず行ったのが、ひとつひとつの仕事の「目的」を明確にしたことでした。そして次に「目標」を数値化しました。「目的」と「目標」が明確になると、そこに見えてくるのが「重要度」と「緊急度」です。彼はその「目的」と「目標」から仕事の優先順位を決めることが出来、優先順位の1番目から順に仕事を進めていくことが出来たのでした。

仕事の実行力とその効果効率を上げたいのならば、まずは「目的」をしっかりと理解しましょう。その上で「目標」を数値化すれば、「手段」はより具体的になってきますよ。試してみて下さいね。

 

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