「あ、ありがとう、助かるわ。」
「ありがとう。これやってくれたんだね。」
「ありがとう。今日の笑顔良かったわよ。」
この店長は、四六時中「ありがとう。」を言います。一日100回以上言います。いや1000回かも知れません。とにかく、この店で一番言うのです。
接客をしているからたくさん言うのではありません。接客中の「ありがとう。」は、あたりまえです。この店長は、スタッフとの会話でも「ありがとう。」をたくさん言います。
スタッフは、店長の真似をします。良い店長でも、良くない店長でも真似をします。良いところと良くないところを区別して真似をするのではありません。何でもかんでも真似をします。意識をしなくても自然と影響を受けてしまうのです。店長の影響力は絶大なのです。なので、この店のスタッフも、四六時中「ありがとう。」を言っています。もう、返事が「ありがとう。」なのです。
「感謝」を語る経営者はたくさんいます。でも、一日中、四六時中「ありがとう。」を言い続けている経営者は、そんなに多いわけではありません。「ありがとう。」を言うチャンスの時でも「ん!」とか「おう!」とか「・・・・・」の時さえあります。これでは、有言不実行~公約不履行です。
この店長は、ただ「ありがとう。」を言うのではありません。相手の名前を言って、「ありがとう。」を言います。
「松下さん、ありがとうございます。」
名前だけではありません。具体的な行動を示して「ありがとう。」を言います。
「お!ここのテーブルをかたづけてくれたんだね。ありがとう。」
「ありがとう。」という感謝の言葉には、「認める」という要素が含まれています。
でも、「ほめる」ところまではまだ行っていません。
でも、「かなり認めて」います。部下に対しては「ほめられる」に近い感覚で伝わります。
「ほめる」のが苦手という店長もいます。「ほめる」レベルがわからなくて、言えなくなるようです。
でも、「感謝」には、レベルはありません。何かしてくれたときに、必ず言えることです。
「ありがとうございます。」
スタッフ達は、店長の真似をして、四六時中「感謝」しています。
この店長は、「ありがとう。」を言う数は、スタッフに絶対負けない自信があります。
「リーダーが一番感謝している」のが最高のチームだと信じているからです。
ありがとうございます。
気持ちよくなりますよね。
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