ポスティングによる販売促進5 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

藍原 節文
株式会社ファースト・シンボリー 代表取締役
経営コンサルタント

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対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
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(経営コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月19日更新

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ポスティングによる販売促進5

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顧客の心を掴む販売促進手法
今回は、ポスティングによる販売促進に関しての4回目。

実際に成功しているポスティングのポイントは以下になります。


1.ポスティングを配布する際の事前マーケティングができている

2.ポスティングチラシの内容が工夫されている

3.ポスティングチラシの形状が工夫されている

4.常に効果測定を実施し、配布エリア・掲載内容・特典を変化させている


今回は上記4について考察を加えていきます。


4.常に効果測定を実施し、配布エリア・掲載内容・特典を変化させている

について


ポスティングの効果測定に関しては、効果測定の方法がいくつかありますが、
以下の3点で効果測定を実施することで、より効果の高い販促展開が可能に
なると思われます。


■配布エリアに対する効果測定
まずは、しっかりとどのエリアに何枚ポスティングしたのかを明確にしておく
必要性があります。その上で、顧客管理分析をしっかりと実施しているので
あれば、前月や前同月に対して、そのエリアの顧客がどの程度増えたのかを
見ることで、そのエリアに対してのポスティングが有効かどうかが判断でき
ます。これに関しては配布する内容、特典にもよりますので、短期的な効果を
見るというよりは、中期的な効果をみるようなイメージを持っていたほうが
良いと思われます。


■掲載内容・特典に対する効果測定
掲載内容や特典に関しても、実際に、ポスティングを実施したことで、どの
程度の客数増加があったのかを明確にしておくことで、その内容や特典の
よしあしが判断できます。時期的なものもありますが、ある程度顧客に響く
掲載内容というのが、その店・業種ごとで変わりますので、是非、効果
測定してみてください。
例えば、ポスティングを10,000枚実施して100人の来客があった場合、その
反応率は1%となります。実際にポスティングの効果に関しては、その業種
にもよります1〜2%を目標に実施されているケースが多いようです。


■時期の効果測定
あえて同じような掲載内容・特典のものを、同じようなエリアにポスティング
し続けることで、時期に対しての効果測定も可能となります。店の売上を
最大にする方法として、諸々ありますが、考え方として、売上が高い時期に
さらに売上を上げるのであれば、その時期に、顧客管理によりロイヤルユーザー
がいるエリアに対して、徹底して配布することをおすすめします。
またその逆で、売上の低い時期に売上を上げたいのであれば、この時期に配布
するのも良いでしょう。全てはそのお店の考え方しだいです。


上記のようなことを常に繰り返しながら、是非、効果の高いポスティングを
実施していきましょう。