設計の仕事をしていると、机上だけでは解決できない数値などが出てまいります。
たとえば、人間の五感はそれぞれなので、同じ温度で暖かさ・寒さの違いが出たりします。
そこで現状を測るために色々な計測器を常備しており、
・非接触式温度計
レーザー照射先の温度を測れる
・騒音計
上階の歩行音や外部の騒音など数値として測定し、指標にできる
・含水計
壁や床などの湿気や、建築時の木材やコンクリートの含水率が測れる
・レーザー水平器
建物の傾き(特に床)を測れる
そして今年導入したのが「明るさを数値として指標にできる」 照度計です
↓
照度計 デジタル式Lux(ルクス)表示 8720/EE factory←
今日、届きたてですw
ちなみに事務所のデスクを測定したら、745ルクスでした。
JISの基準値はこちら ↓
補助ライトを使用して1200ルクスなので、作業するための明るさで考えれば、適正数値です。
福祉住環境において、部屋は転倒防止など安全重視によって明るいほうが良いとされてますので、測定は大切になりますね(^^)
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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