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中山おさひろ
東京都
起業コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月06日更新

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消費税表示では、小企業の小回り生かす手も

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 このところ、クライアントの人たちから、消費税増税に関して問い合わせを受けることが増えています。10月1日には、安倍首相が消費税を現行の5%から、8%に引き上げを公表する手はずになっています。そのため販売会社は、価格を14年4月1日から消費税分3%を上乗せした価格で販売します。

 現在、大半の会社は、内税方式で5%の消費税を含めた価格で販売しています。来年4月からは、現在と同じ8%の消費税を含めた内税方式で販売する会社と、商品価格を定価で表示してそれに3%を加算する外税方式と、2本立ての価格表示が通用するようになります。

 お客さんにとっては、とても判りづらい方法です。外税を採用する会社側にしますと、14年4月から3%、15年10月から2%の増税が予定されていますから、2度の価格表示の変更は大変な負担です。定価はそのままにして税率を変更するだけで、手間をかけないで価格変更を乗り切れることになります。

 確かに販売する会社側は便利ですが、お客さんからしますと2本立ての価格表示は不便です。特に、商品に付けられている価格に消費税をプラスよりは、最初から消費税も含めた価格の方が判りやすいです。支払いが簡単ですし、他店との価格の比較も容易です。

 普段はお客さま第一主義を標榜する会社も、全商品の価格タグを差し替える作業は大変です。しかも、短期間の間に2度も行うことを考えますと、お客さんの利便性は無視しても自社の都合を優先することになります。ここが、多くの商品を扱っている会社の辛いところです。

 わたしのクライアントの会社はどちらも小企業ですから、扱う商品の種類もそんなに多くありません。外税の大手にお客さんの不満が集まるなか、判りやすい価格表示で常連のお客さんを増やそうという手があります。小さなことですが、こんな不満解消でお客さんを増やすことを考えてみてはいかがですか。

【一言】
 今の時代、一発の決定打で多くのお客さんを集めることは無理です。商品の品質や価格、従業員の接客サービス、お店の雰囲気など、バランスの良さでお客さん集めるしかありません。そんなとき、消費税が内税か外税かは、比較的お客さんの支持を得やすいテーマです。特に、扱い商品の多い大手は、お客さんの不満を承知で外税にしますから、内税で判りやすさを売りに小企業のチャンスです。

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