プロラタ返済とは借入残高(債権額)に応じて
返済額を比例配分する返済方法です。
任意売却するまでは債権者の担保権は
先に抵当権をつけているところが優先されますが
任意売却終了後の残債務については
無担保となるため債務の支払先が複数の場合は
どの債権者を優先して支払うというよりは
「債権者平等の原則」
に沿って残債務の額に応じて
按分して支払うことになるのです。
この返済方法をプロラタ返済いいます。
例えば残債務の額がそれぞれ、
A社600万、B社300万、C社100万の合計1000万円
だったとします。
そして、
債務者の1ヶ月に返済できる原資が10万円だったとき
この場合のプロラタ返済は
残高比率が6:3:1となりますから
A社6万、B社3万、C社1万
となるのです。
このようにそれぞれの債権者と話し合い
割合に応じて公平な支払いになるような
返済方法をプロラタ返済といいます。
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