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外国料理のお店について、考えることがあります。
「本場の味にこだわりたい」というお店も多くあります。
気持ちはわかります。
でも、どうなんでしょうか。
たとえば、四川料理。
四川は寒いところですから、本場の味はとても辛い。
そのまま日本で出したら、日本人の多くは辛くて食べら
れないかもしれない。
ですから、日本で出すときは辛さも控えめにします。
料理の味は、その料理を出す場所の気候、風土に
影響されるのは明らかです。
中国の四川から日本に来た人には物足りないかも
しれないが、日本人は喜びます。
誰をターゲットにしているのか。
だから、日本で繁盛している外国料理の店は徹底的に
日本人の口に合わせています。
それなのに、幾ら言っても本場の味にこだわる人。
たまに来る、本場の味が好きな人に本場の味と同じで
美味しいと言われ満足してしまいます。
それなら、なぜ日本で繁盛しないのでしょうか。
中国の四川の人も、日本に長くいれば好みが変わります。
日本の気候風土に身体が慣れるからです。
ここは、日本です。
やはり、中小企業は勉強あるのみ。
皆様の健闘をお祈りいたします。
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