山本 雅暁(経営コンサルタント)- コラム「インターネット・ITの巧みな活用による新規事業立上や生産性向上、ビジネスの付加価値向上の実現について」 - 専門家プロファイル

山本 雅暁
起業・企業存続の為の経営戦略立案・実行と、ビジネススキル向上

山本 雅暁

ヤマモト マサアキ
( 神奈川県 / 経営コンサルタント )
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表
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インターネット・ITの巧みな活用による新規事業立上や生産性向上、ビジネスの付加価値向上の実現について

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経営戦略 インターネット・IT 2018-08-11 12:02

皆様、
こんにちは。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー 山本 雅暁です。

私の支援先企業は、例外なく、私の支援のやり方により、インターネット・ITをフル活用して、経営に役立てています。

従来は、支援先企業は多くの場合、事務作業や製造現場の合理化を中心とした自動化対応にインターネット・ITを活用してきました。

この合理化・自動化により、固定資産税だけでなく、労働力不足の課題解決に効果を出してきました。

既存業務のやり方にインターネット・ITを取り入れるためには、現場の業務フロー(ワークフロー)を徹底的に見直して、単純化する必要になります。

この見直し作業は、インターネット・ITをフル活用して、その効果を最大化する上で、極めて重要なことであり、徹底的にケレンミなく行うことが重要であり、必要です。

現在、一定程度の合理化・自動化をインターネット・ITを使って達成した企業は、次のステップとして、新規事業立上と海外販路開拓を積極的に行っています。

これは、国内事業だけに頼っていると、事業収益の拡大を実現できないことによります。(私が国内営業の経験がなく、国内販路開拓の支援をできないことも一因ですが。。。(-_-;))

国内のベンチャーや中小企業が、新規事業立や海外販路開拓を行う上で、直面する課題の一つが、人材不足です。

この人材不足の課題解決の一つの選択肢として、8月8日に書きましたブログ・コラム『日本の労働力調査結果から見る中小企業の人材活用の仕方について [ベンチャー・中小企業支援]』で触れている、フリーランスの積極的な活用です。

新規事業立上に必要な人材は、社内にいなければ、フリーランスの技術者や翻訳家などの専門的知識・知見をもったフリーランスと契約して、極めて効果的に新規事業立上や海外販路開拓を実現できる状況になっています。

たとえば、ITエンジニア・プログラマーは、ランサーズ、クラウドワークス、ギークス ジョブ、レバテックフリーランス、ポテパン、Midworks、ママワークスなど数多く存在するマッチングサイトから、費用対効果を最大化する形で探すことができます。

この時、私が支援先企業に言っているのは、「費用対効果を最大化することは安い専門家を確認することではない」ということです。

まず、新規事業立上や海外販路開拓を行う上で、必要な専門家・フリーランスの能力(専門性)明確化を行ってもらいます。

この専門的な知識・知見をもっている、コミュニケーション能力がある、実績があるなどの尺度で、専門家・フリーランスを選びます。

この専門的知識・知見をもった専門家・フリーランスと契約するときに、謝金は基本的に値切らず、相場などを参考に合理的な条件で合意するようにしています。

一般的に優秀な専門家・フリーランスには、高い謝金を払うことになります。謝金の高い/安いが問題ではなく、如何に効率良く、新規事業立上や海外販路開拓を実現することが最重要なことによります。

開発・設計・製造などを外部に委託するときも、この考え方をもって行ってもらいます。

一旦、良い信頼関係が構築できた専門家・フリーランス、外部委託先とは、新しいプロジェクトを行うときに、継続して一緒に動くことが、多くなります。これは、一種のオープンイノベーションのやり方になります。

オープンイノベーションのやり方は、インターネット・ITをフル活用しますので、その人や企業がどこにいるかは、全く問題ありません。

eメール、チャットツール、Skypeなどの会議ツールなどを活用することで、まったく問題なくプロジェクト運営ができます。

インターネット・ITをフル活用して、新規事業立上や海外販路開拓を実現することで、当該事業の付加価値が高まります。

もう一つ、新規事業を立ち上げるときに、私が支援先企業に言っているのは、インターネット・ITを活用することで、如何にして付加価値が向上する仕組み(ビジネスモデル)構築するか、今までのやり方にとらわれずに、ゼロベースで考えて欲しいということです。

一つの事例として出すものに、キーコーヒー株式会社がハンドドリップコーヒーの抽出プロセスを、IoT対応で可視化し、スタッフの教育・訓練を支援する「クオリティコントロールシステム」を開発・実用化したことです。

詳細情報は、下記キーコーヒーのWebサイトをご覧ください。
URL; https://www.keycoffee.co.jp/news/2017/171204.html

コーヒーとIoT対応、一般的にはつながって、ビジネスの付加価値を上げる発想は、出てきません。

上記キーコーヒーのWebサイトには、以下のように書かれています。
「キーコーヒーでは、1955年にコーヒーセミナーを開始して以来20万人以上の卒業生を輩出、卒業生は全国各地の喫茶店やレストランなどで活躍されています。「クオリティコントロールシステム」は、そのセミナー専任講師の抽出技能が組み込まれたシステムです。タブレット・スマートフォン用アプリ「Brewmaster(ブリューマスター) JP」と、「acaia コーヒースケール」をBluetoothRで接続し、お好みの味わいや容量に応じたレシピを選択。画面に表示されたレシピを“なぞり描く”ようにいれることで、安定した品質のコーヒー抽出が実現します。。。」

このキーコーヒーのサービスが、コーヒーを愛用する一般家庭まで入り込みつつあることです。

インターネット・ITを活用することは、自社に専門的知見をもったスタッフがいなくても、上記オープンイノベーションのやり方で、柔軟に発想できれば、容易に実現できる事業環境になっています。
よろしくお願いいたします。

グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 山本 雅暁

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