茅野 分(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))- コラム(4ページ目) - 専門家プロファイル

茅野 分
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。

茅野 分

チノ ブン
( 東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医) )
銀座泰明クリニック 院長
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コラム一覧

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「自己愛性パーソナリティ障害」とは

「自己愛性パーソナリティ障害」とは 「自己愛性パーソナリティ障害(Narcissistic personality disorder. NPD)」とは、「ありのままの自分」を愛することができず、「自分は優れていて素晴らしく特別で偉大な存在でなければならない」と思い込むパーソナリティの障害です。DSM.Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, 5th Edition....(続きを読む)

2019/09/24 06:00

「境界性パーソナリティー障害」への援助とは

あらゆる精神疾患と同様に「傾聴」「共感」「受容」を基本とする。境界性パーソナリティー障害 Borderline Personality Disorder(BPD)の患者さんは治療者との間に「転移」「逆転移」を頻繁に生ずるこがあるため、注意を要します。転移:患者さんが幼少期に両親などへ抱いて感情を治療者へ再現すること               親愛のような「陽性転移」と憎悪のような「陰性転移」とが...(続きを読む)

2019/09/22 19:00

「境界性パーソナリティー障害」の原因とは

境界性パーソナリティー障害は、大別すると、対人関係の障害(対人関係が不安定で自己同一性が不確定)、行動コントロールの障害(衝動的行動が多いこと)、感情コントロールの障害(感情不安定で怒りが強いこと)の3種に分類されるという見解が示されています。その原因は、脳内神経伝達物質セロトニン低下、偏桃体・過剰興奮、視床下部ー下垂体ー副腎系の機能低下など、生物学的な説明もされているが、不安・うつ状態と変わりな...(続きを読む)

2019/09/22 19:00

「境界性パーソナリティ障害」とは

「境界性パーソナリティ障害」とは 不安定な自己、他者のイメージ、感情・思考の制御不全、衝動的な自己破壊行為などを特徴とする障害です。英語の “Borderline” の和訳であるが、旧来の「境界例」(すなわち、神経症と精神病との境界例)とは異なる疾患疑念ある。思春期・青年期に生じ、成人期に至ると軽減する。いわば、脳と心の成長の病である。不安や抑うつのような精神症状のみならず、自傷行為、自殺企図、薬物乱用など、行動化を生じやすい。治...(続きを読む)

2019/09/22 18:06

リストカット/自傷行為

リストカット/自傷行為 「リストカット」かつては20代の女性が失恋後に行った印象がありましたが、最近は10代の男性・女性とも約10%の方が行っているといいます。しかし問題は、リストカットを行っている方のほとんどがその行為を「誰にも相談できていない」ということです。 「リストカット/自傷行為」とは 「リストカット」かつては20代の女性が失恋後に行った印象がありましたが、最近は10代の男性・女性とも約10%の方が行っている...(続きを読む)

2019/09/22 12:27

「依存症」について

「依存症」について 「依存症」といいますと、これまでは「アルコール」や「薬物」を連想されましたが、最近は様々な「依存症」が問題視されています。そこで「依存症」について改めてご説明しましょう。「依存症」とは「何か」に心を奪われ「わかっちゃいるけどやめられない」状態になることです(スーダラ節より)。人が「依存」する対象は様々ですが、代表的なものに、アルコール・薬物もさることながら、ギャンブル・インターネット、買物・窃盗、...(続きを読む)

2019/09/01 18:45

「窃盗症 クレプトマニア Kleptomania」 とは

「窃盗症 クレプトマニア Kleptomania」 とは 高校時代から必要でもないのに、お店に入ると商品をカバンに入れてしまいます。持って帰って後は使うことなく、部屋に置き放しです。先日、見つかり、警察署へ連れていかれました。自分でも悪いことだと分かっているのに止められません。どうしたらいいのでしょう。(36歳、女性)「窃盗症 Kleptomania クレプトマニア」とは、「抵抗困難な窃盗衝動」を特徴としています。その「不合理性(了解不能性)」と「反復性...(続きを読む)

2019/09/01 13:34

「慢性疼痛」と「うつ病」について

「慢性疼痛」と「うつ病」について 「椎間板ヘルニア」に限らず、「疼痛」ことに「慢性疼痛」は高頻度で「うつ病」を併発します。「慢性疼痛」とは国際疼痛学会により「治療を要すると期待される時間の枠組みを越えて持続する痛み、あるいは進行性の非癌性疾患に関連する痛み」とされており、「慢性疼痛」の多くが外傷や疾病に起因する急性疼痛から移行した痛みですが、疼痛を誘発する刺激が持続的または断続的に存在するために生じる場合も含まれます。持続時間につ...(続きを読む)

2019/08/29 14:01

「頸椎椎間板ヘルニア」と「うつ病」について

「頸椎椎間板ヘルニア」と「うつ病」について ネプチューン・名倉潤さん(50)が「2018年6月末に『頸椎板ヘルニア』の手術を行い、10日間の休養をいただきましたが復帰いたしましたが、その後、手術の経過は良好な一方で、手術の侵襲という普段の生活圏にはないストレスが要因でうつ病を発症し、一定期間の休養が必要という医師の診断により」休職することなったそうです。心よりお見舞い申し上げます。 当院へも「椎間板ヘルニア」による「慢性疼痛」にて「うつ病」...(続きを読む)

2019/08/02 03:18

精神疾患の重症度

「精神疾患の重症度」はなかなか簡単には説明しがたいです。血液検査や画像所見で表わされるものではございませんから、診察した精神科医により診断も異なることがあります。これまで大事件を起こした犯人の精神鑑定も二転三転し、世間でも波紋を呼んできたわけです。それでも歴史的に世界中で一致した見解は概ねできております。 「鬱病」においては「軽症」「中等症」「重症」が下記のように定義されており、永らく変わること...(続きを読む)

2019/07/28 22:10

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