コラム一覧
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大阪、心療内科、ビル火災、放火、大量殺人
2021/12/17(金)10時半頃、大阪市北新地「西梅田こころとからだのクリニック」にて放火、 大量殺人、27人の死亡確認、犯人は重篤・心肺停止・蘇生中。 谷本盛雄 61歳 男性 大阪市出身、同胞1名、第2子次男、父が板金工場を経営、27歳時、工場は兄が相続、本人と対立、 1級建築板金技能士(国家資格)、 腕利きの職人だった、自分にも他人にも厳しかった、 後輩...(続きを読む)
女子の発達障害「私は最高/最低」
(スライドをクリックすると拡大します)前回まで「女子の発達障害」に関する概要と「認知の歪み」について臨床の現場より報告いたしました。教科書的には「二次障害」と呼び、「一次障害」である「自閉・固執・過敏/鈍感」などに続く、「不安・躁鬱、摂食障害、醜形恐怖、パーソナリティ」のことを意味します。いずれも思春期・青年期に顕在化、むしろ二次障害より一次障害をさかのぼり、診断することも少なくありません。二次...(続きを読む)
女子の発達障害「良心の呵責を覚え『られない』」
良心の呵責を覚えられない、他人を思いやれない、自分の利益・目先の利益を優先する しかし“Psychopath”のような計画性はない、時に思いやりのある言動もする 良心の呵責を覚え「られない」、他人を思い「やれない」という「前頭葉機能障害」 やはり「発達障害」「自閉症スペクトラム障害」が想定される 特に、女子の場合、「陰」にこもる傾向あり、顕在化するまで時間がか...(続きを読む)
女子の発達障害「どうして私ばかりが・・・」
「発達障害」すなわち「自閉症スペクトラム障害. ASD」と「注意欠陥多動障害. ADHD」は男子に多いとされています。「自閉症」の有病率0.65-1%、男:女=4:1、"ADHD"の有病率、小児5%、成人2.5%、男:女=2:1という数字が提示されています。しかし、臨床現場においては女子の発達障害も少なくなく、男子より問題が健在化しづらく(陰にこもりやすく)、対応困難と考えられています。幼少期は一...(続きを読む)
精神疾患と人生
(スライドをクリックすると拡大します) 精神疾患は、児童期、思春期、青年期、壮年期、老年期とライフステージにおいて発症する疾患が異なります。ただし、疾患により連続性や関連性を持つことは周知の通りです。例えば、 自閉症スペクトラム・統合失調症パーソナリティ・統合失調症 注意欠如多動症・情緒不安定性(境界性・衝動性)パーソナリティ・躁うつ病 はライフステージにおいて診断名を変えて生ずるものの、遺伝的...(続きを読む)
運動療法
(スライドをクリックすると拡大します) 筋力の増強、基礎代謝量の増加など 運動後 1-2日「超回復」が必要にて、週2-3回程度 有酸素運動:酸素を消費しつつ行う、長時間継続可能な軽度・中度の運動、散歩、水泳など 心肺機能の向上、生活習慣病の改善、認知機能・抑うつ症状の改善など 脂肪が燃焼するために、20分以上、運動を継続、毎日できる 夕方が交感神経の最も亢進している時間帯のため、...(続きを読む)
「幸福な人生」を送るには
(スライドをクリックすると拡大します)「幸福な人生」を送るにはどうすればいいのでしょうか。それは古今東西、普遍的なテーマです。「幸せが続く12の習慣」によりますと、遺伝50%、行動40%、環境10%とのことです。すなわち「40%」は私たちの「認知」や「行動」であり、自分の意思で変えられるのです。そして、特に重要な「行動」は「困難に直面した時の対処」だそうです。 (スライドをクリックすると拡大し...(続きを読む)
「人格」を「向上」するには
精神科の治療目標は「人格の向上」にあると申しました。それでは「人格」を「向上」するには、具体的にどうすればよいでしょうか。 (画像をクリックすると拡大します)東洋の「内観」と西洋の「精神分析」の治療前後における人格の変化を記載しました。精神分析は専門用語が並んでおり、分かりづらいかと恐縮いたしますが、要するに、東西の心理療法とも「被害妄想的」な認知から「罪業妄想的」な認知へと転換し、最終的に「...(続きを読む)
「治療構造」や「枠組み」とは
(図はクリックすると拡大します) 「精神科」の診療は内科や外科など「身体科」とは異なる「決まり」「ルール」があります。これを「治療」の「構造」や「枠」と呼びます。例えば、精神科の診療において「時間・場所・金額」などを決め、守らなければなりません。さらに、原則として患者さんの「身体に触れることはありません」(血圧測定や血液採取など身体測定などの例外を除き)。 これにより、患者さんは「非日常」の「...(続きを読む)
子どもたちよ、これからどう生きるか
前回は小中高生が対峙する課題である「試験勉強のコツ」をご紹介しました。定期試験や資格試験は単純に「知識」を確認する試験が大半ですから、「反復練習」「繰り返し」「記憶する」ことで乗り切れるとお伝えしました。しかし、最後に話題にしました「論文」「面接」は一筋縄で行かないでしょう。学校や会社は受検者の「人柄」「人格」を評価しますから、付焼刃や一夜漬などで身につくものではございません。受検者の年余に渡る生...(続きを読む)
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