貯蓄性のある保険

すずきさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『終身保険を重点的ではなく、一時払いや年金払いで貯蓄性の高い保険にも加入しようかと思っています。』につきまして、予定利率(便宜的に支払い保険料の割引率とお考えください。)が低くなってしまっていますので、猪間の時期に貯蓄を目的とした生命保険に加入することはあまりおすすめはできかねます。

支払う保険料の総額と支払う期間に対して受け取れる満期保険金を基に運用利回りを計算してみると、相当に利回りは低くなってしまっています。

生命保険への加入につきましては、あくまでも死亡保障や医療保障を目的として加入するようにしていただき、、お子様の教育資金やマイホーム購入資金などのライフイベント資金のための資産形成ということでしたら、ネット銀行の定期預金などで運用した方が中途解約した場合に受け取れる解約返戻金の利回りや利便性などを考慮した場合、部分解約もできるネット銀行の定期預金の方が適していると考えます。

今でしたら、年末恒例のキャンペーン金利を行っていると思いますので、金利面ではさらに有利になると考えます。

以上、ご参考にしていただけますと幸です。
リアルビジョン 渡辺行雄

すずきさん 様

再度のご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いBYSプランニングの釜口です。
よろしくお願いいたします。

終身保険を重点的ではなく、一時払いや年払いで
貯蓄性の高い保険にも加入しようかと思っています。
⇒一時払いの保険ですが、リスクが低く貯蓄率が高い商品としては、
・富士生命のE-終身の全期前納(一部一時払い)
・アクサ生命 フェアウインド 10年払の全期前納

為替リスク、市場リスクがあるが、上記よりも利率が高い商品としては、
・アリコのドル建て一時払い終身
・AIGエジソン生命の一時払い個人年金保険(ドル建て)
・AIGエジソン生命のドル建てとく割り終身全期前納(一部一時払い)

などがあります。

個人的には、基本的に保険で貯蓄することはおすすめしません。
それは、貯蓄性の高い保険は、破綻した場合に保険金額や年金額、解約返戻金額が削減される可能性が非常に高いからです。

もし貯蓄性が高い保険をご選択されるのであれば、保険会社の安全性を見極めなければいけません。

ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/

すずきさん、こんにちは。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。


貯蓄性の高い商品を保険でお考えですが、保険は元本を保障している点ではメリットと言えるでしょうが、運用を考えると運用実績に見合ったリターンを受け取れないと言うデメリットもあります。


また会社などの年金で確定拠出年金を採用している所もあります。すずきさんのお勤め先であるようでしたら、運用方法を考えながら行なわれてみても良いでしょうね。

ご自身で運用を考えられる上では、運用期間に応じた運用方法もあります

FP事務所など金融商品のことを幅広く教えてもらえる所へ相談に行かれてみてはいかがでしょうか?

有料相談でしょうが、ご自身で考えられる以上のメリットはあると思います。